四谷荒木町のHard-Rock-Bar「TEXAS FLOOD」でこのDVDを見るまでは”LosLonelyBoysの存在もHit曲に”Heaven”があることも知りませんでした。聴きすすむうちにハマッてしまいました。兄弟3人のみ(ギター、ベース、ドラム)とは思えない音の厚みとテクニックの高さ。シンプルかつストロークの効いた南部系ロックをベースにサンタナ風あり、キャッチーな”Heaven”あり、昔ギターを少しかじった当方44才のオヤジに熱いものがこみ上げてきました。ラストのアンコールの曲弾きは圧巻です。American-Rock好きは買いの一枚です!
SANTANAを彷彿させるリズムが最高です。声も良い。
LOS LONELY BOYS 『Smile : The Very Best of LOS LONELY BOYS』(2012)
早いものでメージャーデビュー10年を迎えようとしているLLB、初登場のBest盤である。 この企画はUS盤『Playlist』シリーズのBest盤をもとに、『ロックパンゴ』(2011)からも3曲追加収録された日本独自企画となっている。 それにしても、どのパートも上手いバンドだ。特にHenry のギターは熱く絶品!あのSTEVIE RAY VAUGHANを彷彿させる。
オープニングtr.01「Heaven」を筆頭に、素晴らしいメロディにブルース・ロックの影響がしっかりと感じられるナンバーが多い。
久々の聴きごたえ十分のRock Best盤であったことと、これからも息の長いバンドであって欲しいものである。
前作「Forgiven」は彼らのライヴの格好よさを上手く閉じ込めた名作だった。 大らかに鳴らされるブルースギター、ぶっといドラム、テクニカルなベース、堅くタイトなドラム、コーラスワーク抜群のボーカルが最高だったが、本作は、ラテン・メヒーコな色がまたまた強くなった陽性ロック。 もちろん各々のテクニックは上手すぎるくらい上手くレヴェルの高いロックサウンド、ハーモニーの美しさも相変わらず素晴らしい。 が、もう少しライヴの格好良さ、勢いを前面に出したハード、ソリッドで乾いたロックをやってほしいなぁ。
|