新ハードで最新作も出ているシリーズだけに、今さら評価の芳しくない本作をやっても……と思いつつ中古を買ってプレイしたが、まあ元は取れたかな、と。
処理落ちが目立ち全体のモーションも荒く、攻略の自由度が低いものの、適度な緊張感をもってドンパチできるので許せる範囲だと思うが? コソドロみたいなスニーキングミッションなんて性に合わない僕としては、殺戮部隊となってド派手に暴れまわる本作もありかな、と好意的解釈。
難易度が高いとの意見が聞かれるが、僕は鬼のようにヘッドショットをかまして進むことができる。たしかに、仲間が敵の目の前にいるのに、北朝鮮兵め、わざわざ遠方のプレイヤーめがけ射撃してくる仕様は頭にくるし、なおかつ敵の射撃性能がよすぎる傾向があるのだが、反面こちらの射撃判定も激甘だったり。レティクルが微妙にズレていてもバッチリ命中したりするのでおあいこだ。
基本、ニーリングの姿勢での移動を心がけ、撃ち合いになったらプローンで応戦すれば長生きできるというもの。
武器の種類は少なく、ゲームバランスを考えると狙撃銃を使いたいところだが、ここはグッとガマンして特殊部隊らしくM320を装着したM4を選びたい。英国特殊部隊SASもグレネードランチャーを装着したM16を推奨しており、これさえあればどんな局面でも対応できると言っているほどだ。火力が強すぎてツマらんと思えてきたら、サイドアームのM9のみで攻略するのもオツ。
オフラインの任務中では肝心なところで、仲間の戦力が役に立たず、結局はプレイヤー自身が対応していかないといけない場合がよくある。そんなとき僕はいつも、「ドブ掃除はいつもオレ!」とかなんとか言いながら、リーダーらしく立ち回ることにしている。
一発の銃弾で倒れる緊張感が、カッコイイだけでは生き残れない戦場の雰囲気を教えてくれている様だ。貴方は、一歩一歩進むだけなのに緊張する世界でチームを指揮しながら任務を遂行してゆく。自分の組み立てた作戦で任務成功に導いたときに得られる満足感は最高!生き残った味方兵士はポイントによってスキルアップさせてゆく育成要素もあるため、愛着も沸いてきて戦争の駒としては使いがたくなってくる。そんなリアリティもポイントかと。Liveでの対戦及び協力プレイは更に最高。しかもダウンロードでマップやミッションがボリュームアップ出来ます。敷居は高いが、トムクランシーファンやミリタリーファンは絶対買いで、損はしません! ☆5つでない理由は、敵の武器が拾えたらなぁ・・等と期待を込めて。w
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