おおきく振りかぶって Vol.9【最終巻】 [DVD]
最終回は桐青との試合が終わり、学校での日常を描いていて、二期がありそうな感じで終わってます。野球に関係ないけど、個人的には最終回での食事のシーンがかなり好きです。大盛りのカレーにゆで卵をのせて三橋が美味しそうにばくばくと食べてるシーンは観てて、本当に腹減りました。見せ方の演出が本当に巧い。野球だけじゃなくて彼らの普段の生活も魅力的に描かれていたのがこの作品の良さの一つだと思います。それと今巻には、「基本のキホン!」が新たに収録されているのがなんとも心惹かれます。あのエピソードがあるのとないとでは、良さが大きく違ってきますからね。この巻の購入には損はないと思われます。
おおきく振りかぶって ホントのエースになれるかも(特典無し)
ストーリー自体、練習用のミニゲームも簡単に操作が出来、また、キャラによるミニイベントも充実していて何度も楽しめます。
信頼度と攻撃力、守備力、体力等のステータスによって本ゲームの最終戦桐青戦が決まるので、気が抜けない(笑)練習試合も結構面白い。
おおきく振りかぶって(17) (アフタヌーンKC)
本巻の主役は、武蔵野第一の榛名。
西浦高校の夏合宿を描きながら、武蔵野第一の準々決勝春日部市立戦、準決勝ARC学園戦が描かれる。このふたつを切り替えながらの描写の積み重ねはさすが。
これまで個人プレイが目立った榛名がどのように気持ちを変えていくのか。
試合描写は相変わらずの、投手の配球のひとつひとつまで手を抜かない。
ストーリーとしては一対戦相手でしかない春日部市立側についても、応援席、ベンチの控え選手含め、ひとりひとり個性のある人物として描いてくる。
まさに精緻な作り込みにいつもながら驚いてしまう。
それ故に、春日部市立のキャプテンが控え選手に対して最後にかける一言だけでも感動するほど感情移入してしまう。
一方で強い高校野球チームというのがどういうものなのか、まざまざと見せてくれるARC学園の描写。これは次巻に持ち越されるので楽しみ。
西浦の面々の描写も手を抜いていない。
ランニングから帰ってきた阿部と三橋、マネージャーの篠岡さんの会話。3人の人間関係が見事に描かれる。
プールサイドで交わされる下ネタ話は相変わらずというか、そこまで書くか!、という内容・・。
本巻の中ではまだまだ夏は終わっていません。
最後に、連載と単行本の発刊がかなりずれていることで有名な本作ですが、アニメ2期をやっているときはペースをあげたかと見えましたが、また元にもどったかのようです。ちなみに本巻収録作は2009年前半に連載されたものなので、単行本化までに2年のタイムラグがあることになります。
朗報は、次巻は11月発刊ってことです。
夏空グラフィティ/青春ライン
夏です!青春です!!曲としては、ちょっとベタな感じもしますが、夏ソングにベタは付き物なので良いのです!弾けて行きましょう!!
ところで、80年代後半の香りがしませんか?プリプリの「世界で一番熱い夏」(再リリース版ではなく)みたいな・・・。
十七歳
良くも悪くもその歌詞、メロディー共に青さが残る。
でも、今はそれでいいのだと思う。
「17」「ドラマチック」「抱きしめたい」「真夏の条件」
このあたりの曲なんかは、独創的かつキャッチーで、
そんじょそこらのバンドには、書けそうで書けないものがあると思う。
アレンジも、一度聴いて耳に残る印象的なギターリフがいい。
でも、彼らはまだまだ発展途上。
青臭い歌詞なんかは、今の彼らの若さの上ではまだOK。
年を重ねていくに連れ、歌詞、曲、演奏とどれだけ成熟していけるか。
でも間違いなく、将来が楽しみなバンドである。