新小岩パラダイス
高崎ケン氏のファンだったので手に取ってみました。
日本人と外国人計10人くらいが住むゲストハウス(枝豆ハウス)のお話です。
枝豆ハウスの住人は非常に個性的です。
マツコ・デラックス風のおかま、売れないロックミュージシャン、画家を目指すアーティスト、
緑の髪をした美容師、アニメオタクのイギリス人、関西弁のナイジェリア人、
ブロンドグラマラスなロシア人姉ちゃん、リストラおやじ…
(私は石岡と清春が好きです)
劇中飲み会のシーンがあるのですが、読んでいる自分も枝豆ハウス
に住んでいるような、楽しい気分になりました。
夢を追うか、金を求めるかというのは、青春時代のテーマだと思いますが、
本編ではそんな若者の心情がよく描かれています。
読み終わった後に心地よい読後感が残り、元気が湧いてきました。
以下、枝豆ハウス規律の一部
ボロは着てても心は錦野。空に太陽がある限り幸せ
二杯目以降は発泡酒。酔ったら酒は皆一緒
青春群像劇の傑作です。