ゴールデン☆ベスト
シュガーと言えば「ウェディングベル」でしょう。
ナンセンスソングに分類されるのかも知れませんが、なかなか名曲です。
「くたばっちまえ」と言う部分が不適切なのか、放送されることがなくなってしまいました。
ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS)
カバーの絵が亜弓だったのでその稽古が中心の展開かと思っていましたが、
メインのストーリーは紫織のマヤへの嫉妬心による執拗な嫌がらせにありました。これはもうこの漫画の得意とするやり方で、古くは小野寺の計略にまんまとはめられた劇団月影と北島マヤの姿が思い出されました。美内さんの本領発揮と言うところではないでしょうか。
現実世界の恋物語が紅天女の恋物語へと昇華していく過程の中でどうしても必要な「障害」としての紫織の存在はみごとなまでにこの後のストーリー展開を暗示してくれます。優柔不断な速水の描かれ方についても最近批判が多いですが、昔から速水は「誰にでも優しい男」として描写されていたので今さら驚くには値しません。むしろそう言ったキャラクターを今は楽しむべきではないでしょうか。水城秘書は基本的にマヤの味方で、その鋭い眼光はこの46巻でますます輝きを増しています。ゴルゴ13のデューク東郷を彷彿とさせます。どの様な展開になってもかなり重要な役割を期待できそうです。
速水とマヤの行方・・・・次号への楽しみが増えました。
ピンキージョーンズ <通常盤>
【ピンキージョーンズ】
テクノ/ダンス系、あるいはファンク/R&B系というのが、女性アイドルユニットの楽曲の定番であるという風に僕は思っているのだが、ももクロの場合、意外にもロック系の曲が多かったりもする。
この曲は、そういう意味では、その先駆けとなったようなナンバーであり、8ビートを基調とした軽快で歯切れの良いロックチューンになっていると思う。
「逆境こそがチャンスだぜ〜」というフレーズが象徴するような、アイドルグループとしての頂点を目指す自分たちを鼓舞する歌詞が、非常に印象に残るポジティヴな作品です。
そう言えば、先日、「笑っていいとも」に出演したとき、CMの合間にこの曲を踊ってましたよね。彼女たちの登場に対して、シラッとしたムードの客席に向かって、懸命にパフォーマンスするメンバーに、思わず僕は声援を送ってしまいました。あのシチュエーションには、この曲はまさにぴったりはまっていて、ちょっとした感動を覚えたものです。
【ココ☆ナツ】
モモカの「ムシムシうんざりネッタイヤァ〜」と、カナコの「ナッツ!」のところが、個人的には大好きです。
ドゥーワップ調のAメロからBメロ、そこから一気にハードなテクノ調に転調するサビが、とても印象的なナンバーです。
それともちろん、れにちゃんの「ファイヤー!」から始まる展開部も!
とにかく、これを聴いてハイテンションになれない人なんて、まずいないんじゃないかと思わせるような、究極のアゲアゲソングであります。
「ピンキー」と比べても、まったく遜色ない素晴らしい作品だと思います。
【キミとセカイ】
オールドスクールなハードロックを基調としたパワフルなナンバー。
でも、メインパートの合間に入るユニゾンの合いの手が、なんかかわいくて面白い。
ももクロの楽曲の中ではもっとも異色の作品ではあります。が、このワイルドなフィーリングが結構病み付きになる佳曲です。
因みに、本作のPVはかなりエロい感じです。個人的には、あれはあんまり好きじゃないなぁ・・・
クイック・ジャパン99
オードリー特集。
正直な所、特集ページが少ない。
もっと読みたいという感想。
オードリーによる対談(というのか)は、
期待に違わないでき。
この二人の笑いに対する真摯な態度と、
驚くほどの醒めた目線。
この二つが同居したオードリーの笑いは、
充分に戦略的だということが分かる。
それにしても若林の充実ぶりはすごいな。
もっとTVでもこんな感じで壊れてもいいのではないか。
中盤の「アニメこそリアルだ!」も今っぽくて面白い。
クイック・ジャパン95
ももいろクローバー特集のために買いました。全員に対してのインタビュー、メンバーによるPV解説、マネージャーの川上アキラさんによる回想、早見さんの写真が30枚ぐらい(がっつりあります)と早見さんによる追想、などが載っています。PV解説は、しおりんが食べ物の話ばかりしていて面白いです(笑)。
自分はZ伝説の後にファンになったので早見さん脱退の話は過去の情報として知ったのですが、理由が今ひとつ理解できませんでした。この本には、量は多くないですが脱退理由の説明が早見さんや川上さんから述べられており、脱退はそういうことだったのか、と自分としては納得できました。もちろん読んだ人全員が納得できるとは思えませんし、以前からファンの方は特にそうだと思います。それでも読む意味はあると思います。ももクロファンにはおすすめします。