熱闘!日本シリーズ 1987 西武-巨人 [DVD]
前々年ドラフトにおける驚きの指名から約2年が経った後、かつ同年オールスター以来となるKKコンビの公式戦対決。この年は後楽園球場最後の年であり、その最後の公式戦が、この年の日本シリーズ第３・４・５戦となりました。
両者の対決はその後幾度か日本シリーズでありましたが、この年の日本シリーズが1番初々しく、見ものではないでしょうか。
いつ見ても、第6戦9回表2アウトで涙する清原の姿が印象的です。
また、第5戦5回裏で、西武・辻の職人芸とも言える守備が見られます。
そして嬉しい事に、このDVDには87年のオールスター第3戦(甲子園球場)で、清原が桑田からホームランを放ったシーン、江川が現役引退を決めた広島・小早川の逆転サヨナラ3点ホームランのシーンも収められています。
愛にあいたかった
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アリアではじまる聖譚曲求愛者は聖女に殉じる (角川ビーンズ文庫)
テルミナを統べる「王」となる人を選び、列聖式で『婚姻』するのが《聖女》のつとめ。
《聖女》アリアが選ぶのは誰なのか？。あの二人のどちらかを選ぶのか？。
…なんとなく想像はしていたけれど、やっぱり『婚姻』も『列聖式』も言葉通りのものではありませんでした。
ってか、耀子ちゃん、それ知ってたんだったら日本に帰って来た時教えてあげてたら…。
「愛する男を王として連れて来い」と言った教皇はどこまでも中身黒くって、アリアの凡人魂に火が点きます。
正教国が《聖女》を欲しかった理由とは。
イシェドと聖マリアとゲオルグを巡る真実やウィルという存在、ジュリアスの真意など次々と明かされて、今までの比喩的な断片がはまって行きます（…と言っても、そういえばあの時の○○はこれの事だ、とアリアが気付く。正直、私は比喩的伏線、頭にあまり残ってなかったものでピンと来たような来ないような、でしたが）。
そしてアリアの心が選んだのは―。
「王」として選んだのはあっちの彼で、愛したのはこっちの彼なのね…。王弟派か騎士派か（笑）で感じ方が違うと思いますが、私は一途で激しい情熱にはほだされず、国を背負っていく自覚とその裏の覚悟と、アリアへのやり口によろめいてしまったので、言葉を尽くしたアリアの選択に、納得はしつつ実は不本意でならない（笑）。
しかしあのエピローグ、続きを是非番外編でお願いしたいです。そこで彼にはガンガン頑張ってもらって一発逆転を･･･未練がましく希望。そう言えば、エミリオ君も来てるのかしら？。
アリアではじまる聖譚曲 絶対者は聖女にキスをする (角川ビーンズ文庫)
今回の聖遺物は「聖女の首かざり」。
クラウディオの暗殺（試験課題）ができなければ、バージョンアップした亀子のままアリアは受胎してしまう！
殺人か！？妊娠か！？
恋愛もヒートアップな第２弾。
今回も読みやすくて、良い意味でライトノベルを読んでるなあという気分でした。
初め気になったのが、主人公アリアが１４歳ということと１巻のオビで某大御所さま大絶賛と書いてあったこと。
恋愛要素がとても薄いんじゃないかと…。
（失礼ながらその大御所さまは恋愛小説を書くイメージがありませんでした）
でも１巻で十分濃かった恋愛が、２巻になると薄まるどころかより濃くなっていたので
（１５歳で子供を産む世界でした…）
とても良かったです。
逆ハーといえば逆ハーですが、全員が全員アリアに惚れるわけではないので、
最終的にはユース（＆赤目）とクラウディオで固まりつつあるなあというところです。
抱腹絶倒とまではいかず、アリアがコミカルな言動を取りながらも全体的にはシリアスなので、
普通に恋愛ファンタジーの分類かなと思います。
年齢差で問題なさそうなので、アリアの自覚はまだにしても次回もドキドキの展開を期待しています。
（ジュリアスの年齢が気になるなあ…。）
アリアではじまる聖譚曲 征服者は聖女を誘う (角川ビーンズ文庫)
ちょっと百合なおさななじみの耀子ちゃんをかばって、黒塗りのリムジンに拉致されて向かった先は…異世界だった！！
とっても面白かったです。一番面白かったのが、主人公の性格。
精一杯頑張って、聖女じゃないことを証明してやる！っていうところが、笑ってしまいました。
周りのお相手候補も、敵国の王弟だったり聖女の騎士だったりと美形ぞろいで楽しんで読めました。
ただ、他のレビュアーさんも書いてましたが文章にくせがありました。
かなしくて。
切なくて。
涙が流れた。
みたいな、文章の書き方がおおかったりするのでちょっと気になったかな。
お話はよく練られてあって、黒幕はへぇ〜と思ったし恋愛に偏りすぎてないところもよかったです。
もう完結済みで、全て読み終わったあとですがもう一度読み直したいなって思えるお話でした。
