STRAIGHT
この次のアルバムからコブクロは怒涛の快進撃を遂げる。
このアルバムは、コブクロがメジャーデビューしてから発売したアルバムの中で一番セールス面で振るわなかった作品だ。
もちろんこれに収録されているシングルも、今と比べるとまったく売れていない。
しかしながら何か暖かさのある、素晴らしいアルバムだ。 今とは少し作風が違うものの、根本的には同じ、「コブクロ」である。
まさにアコギロックという感じの「真実の口」。 コブクロのアップテンポな曲は、「ここのコード進行をこうすればカッコイイ、、」「ここでリズムを速くするとカッコイイ、、」というような事をわかっているんだと思う。 そう思わせてくれる一曲。
スタジオライブ形式の「愛する人よ」。 これはただ黒田さんの声に脱帽である。 歌詞も、最近にはないようなネガティブな面があって良い。
黒田さん作詞作曲の「背番号1」。 これはまさに名曲である。 野球経験者でもそうでない人も胸を打たれること間違いなし。 「そして今僕は小さなヒーローと汗を流す。 人生を変える一球があるはずさ。 誰にも そう君にもあるはずさ」 ヒーローというな小渕さんだろうか。 黒田さんの息子だろうか。 どちらにしても感動である。
そしてSTARGHT。 これも毒がある。。というか後ろ向きな歌である。 この時期、コブクロの二人にもいろいろと迷いがあったのだろう。 デビュー当初に売れてしまっただけに、この時期は辛かったのではないかと思う。 アコギとブルースハープだけという簡素な曲だが、これぞコブクロである。 今もライブなどでよく歌われるし、お二人にとっても思い出深い一曲なのだろう。
全体的に暖かいアルバムである。 もちろん全曲コブクロらしさが出ていて素晴らしいので、必聴である。
背番号三桁―「僕達も胴上げに参加していいんですか?」
長年野球ファンをやってきたが、こんな本があったらなあ思っていたのが「裏方さん」を扱った本。誰もがスターになれると思って入団するものの誰もがスターになれるわけない。それでも彼らの野球に対する情熱はハンパじゃない!!思わず泣いてしまった…特に、選手寮寮長と、安達元・打撃投手の話がいい。阪神フィーバーをどこか醒めた目でみている本当の虎党なら必読でしょう
スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))
もしもあなたが,スポーツにまったく興味がなく,TVなどで観ることもなく,今までまともに運動をしたことがないのなら,この本を手に取ることもないかもしれない。一目見るだけでは,スポーツについて書いてあるように見えるからだ。
それは誤解である。
ここに書かれているのは,スポーツを通して現れる栄光と挫折であり,喜びと苦しみである。競技の向こうにある競技者の内面である。主題は「スポーツをする人」であり「人のするスポーツ」ではない。中心には常に人間がいる。それぞれの文章は短く端的にまとめられ,余計なものがない。
人間の魅力をスポーツという題材を通して表現した作品は数多い。だが,この本ではその両者のバランスが絶妙であり,見事に引き立てあっている。
私はかつて身体を動かすことを嫌い,スポーツ観戦をすることもなかった。今もそれは変わらない。
それでも,山際淳司氏の本を読み続けている。
中島裕之 進化する若獅子 背番号3 [DVD]
西武ライオンズ、中島選手の個人DVDです。
近年は日本を代表する選手となった中島選手の入団してからの活躍の軌跡、若かりし頃の映像が満載です!
いずれ、海を渡る日が来るかもしれないので、これは貴重な映像かもしれません!
西武ファン以外にもおすすめできる作品です!