カラシニコフ グッズ

カラシニコフ カラシニコフ自伝 世界一有名な銃を創った男 (朝日新書 106)

 最初は版元が朝日だけに朝日新聞で連載されていた物を新書にしたものと思っていましたが、カラシニコフ氏に直接聞き出してそれを訳した物です。あまりにも有名な自動小銃を作り出したカラシニコフ。「AK−47」「AK−74」と続く世界でも類をみない、故障しない丈夫、高信頼性と来れば世界最高の自動小銃であることは間違いないです。本書ではカラシニコフが家族が流刑にあい、そこから第二次大戦でケガの中からナチスの自動小銃に負けない重を作り上げて行く様子が語られています。少し美化されたところもありますが、そこは割り引いて読みましょう。アメリカの「M−16」を開発した人も出てきます。お互いお互いの銃を誉めたたえると言う奇妙な光景は面白いです。しかし、この銃はテロリストが使う銃で有名になり、信頼性が高いために違法なライセンス生産がされていることも事実です。まだまだご健在なカラシニコフ氏はどう考えるのでしょうか。同じ版元から出ているカラシニコフの本を併読すると理解も深まると思います。 カラシニコフ自伝 世界一有名な銃を創った男 (朝日新書 106) 関連情報

カラシニコフ AK-47&カラシニコフ・バリエーション

床井氏の見事な写真と解説でAKシリーズを紹介する最初で最後のAKバイブル。AKMやAK74といった本家バリエーションはもちろん、バルメ、ガリルといった他国での派生型まで完全網羅しているのはすばらしい。惜しむべきは初版以降再版されておらず、1992年以降のモデルは掲載されていない。カラシニコフファンとしてはぜひ本書を改訂増補版として最新モデルの欄も追加して再版して欲しいところ。 AK-47&カラシニコフ・バリエーション 関連情報

カラシニコフ DENIX(デニックス) AK47カラシニコフ [1086]

届いてすぐは少し油臭さがありますが、それが逆に良いですね!民兵の格好をして持つと「おおっ」となります。 DENIX(デニックス) AK47カラシニコフ [1086] 関連情報

カラシニコフ カラシニコフ I (朝日文庫)

本作は、朝日新聞の記者が、各地の内戦やクーデターで使用される自動小銃、カラシニコフ(AK47、AKMなど)に着目し、その流通を追跡するという壮大なルポです。第1部である本作で俎上に上げられるのは、「失敗国家」≒指導者に統治の意欲と能力が欠如し、国民をないがしろにした国家、の集合体ともいえるアフリカ大陸です。 冒頭のシエラレオネの少女兵のエピソードや残酷な仕打ちの数々に唖然とさせられます。そして、ソマリア、ナイジェリア、南アフリカ共和国…。著名な産油国、2010年サッカーW杯の開催国ですら、信じられない汚職や犯罪、貧困に満ち溢れています。そして失敗国家の失敗の陰には、常にシンプルで頑強なカラシニコフ銃が存在し、そもそも、背景には、植民地時代、冷戦時代といった負の歴史の集積があります。読み進めるうちに暗澹たる気持ちにさせられますが、希望もたしかにあります。子供たちの教育への熱い思い、草の根の住民運動やNGO、そして終章で詳細に語られる未承認国家、ソマリランド共和国の現状。そのような希望をどのように育てていくか、我々に何かできることはないか。思わず考えさせられずにはいられません。 カラシニコフ I (朝日文庫) 関連情報

カラシニコフ カラシニコフ

悪名高いカラシニコフ。テロや内戦、犯罪の度にこの銃の名を耳にするのは、旧ソ連や東欧の崩壊に伴う武器管理の悪さが原因だと思っていたが、むしろその要因は、この銃の性能、すなわち、部品が少ないため素人にも扱いやすく、耐久性も高いことにあるようだ。技術を要しないため、少年をも兵隊にする。「失敗国家」にはうってつけの武器、国家と国民を失敗の泥沼に引きずり込む悪魔の銃だ。後半は、題名のカラシニコフからは離れていく。アフリカ社会の分析としては踏み込みが甘いし、ODAに対する結論は短絡的ではないかとの批判もあろうが、それは謎の独立国家ソマリランドなどを読んだからいえることかもしれない。と考えると、この分野の嚆矢としての役割を評価できると思う。 カラシニコフ 関連情報




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