大鹿村騒動記 グッズ

大鹿村騒動記 LiVE 原田芳雄写真集

原田芳雄さんのBirhday liveを切り取った写真集が、没後上梓された。写真集の中で、芳雄さんが唄って踊って、あの野太くってそれでいてシャイで繊細な声で、ジョーク言ってるのが聞こえてきそうな、そんな本だ。いい本だ。作った人の愛に満ちている。それで思い立って、自宅で、カセットテープから『原田芳雄LIVE』(1982)(原盤は2枚組のLPでCD化されていない)をデジタルに変換して聴いている。その中で、たとえば、『春は嫌だねしんと寒いよ、誰かいるなら電話をくれよ・・』(『ブルースで死にな』)と芳雄さんは歌っている。昨日は午前中は土砂降りの雨だった。その大雨で、あんなにも咲き誇っていた桜は一瞬にして散ったという話だ。本の最後に、原田家の桜の写真が写っている。桜の横にはニットキャップをかぶった芳雄さんが座っている。今年、その桜の横にはもう芳雄さんはいないんだと思った。それがリアル。いろんなことがあってそれは過去になってゆく。でも過去に埋没させてはいけないこともたくさんある。桜の花は来年も花を咲かせるだろう。芳雄さんがいなくっても、自分がこの世から消え去っても。原田さんの音源がいろいろ復刻されて、例えばこの写真集を見ながら、バーボン傍らにして音楽聴いて、それらを肴に桜を愛でることができたら至福だと・・思わないかい? LiVE 原田芳雄写真集 関連情報

大鹿村騒動記 おシャシャのシャン!【DVD】

短い作品ですが、良く出来ていると思いました。田畑さんは上手い女優さんだと思いますし、松也さんもさすが歌舞伎俳優なんでも上手です。このコンビで他の物も見たいです。 おシャシャのシャン!【DVD】 関連情報

大鹿村騒動記 原子力戦争 Lost Love [DVD]

3月11日に東日本大震災、そして福島第一原発の事故も起きた。テレビも報道番組一色でしたね。この映画、皮肉にも3月中にCSの日本映画専門CHで放送予定だったそうな。震災で見合わせられ、半年後の10月に放送された。その間、主演の原田芳雄さんは病気で他界されてしまった。残った映画作品は後世に語り継がれるであろう。 本作品の内容〜原発作業員の死因や、原発立地の漁村を舞台に人間模様が交錯。一匹狼的なジャーナリストや新聞記者を筆頭に描かれていく。で、ロケ地はその福島第一原発地区の岩沢海岸、楢葉、津波で被害が大きかった場所〜いわきの四ッ倉、江名漁港、永崎海岸、新舞子〜浜海岸で主だったロケがなされている。34年前の平駅ビルのヤンヤンなんかも出てくるから貴重な映像資料にもなる。「フラガール」でも有名になった土地だが、昔の市内光景のほうが馴染み深いところがある。しかし2011年は大変な年だった。 タイムマシーンがあったらこの映画の世界の34年前に戻りたい。 原子力戦争 Lost Love [DVD] 関連情報

大鹿村騒動記 大鹿村騒動記【DVD】

原田芳雄さんの遺作、いわゆる超大作ではありませんが、原田さんのどこかユーモラスで、尚且つ哀しみを垣間見させる演技が素晴らしかったです。肩に力が入っていない演技というのか、自然体です。本当に「ディア・イーター」なる食堂があって、原田さんがマスターを務めていそうな、そんな錯覚さえおこします。厳しい体調をおしての撮影だったことが信じられない程の素晴らしい演技。旧友と駆け落ちした認知症の元妻が、村歌舞伎を通じて再生していく…原田さんの包容力のある演技が際立ちます。もちろん、村歌舞伎のシーンも見ものです。歌舞伎だけでなく、この映画が大鹿村の皆さんと一体になって作られたことがうかがわれるようなシーンでした。 大鹿村騒動記【DVD】 関連情報




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