ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスは、スペインの指揮者。スペイン・ブルゴスの出身。本名はラファエル・フリューベック
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス グッズ
アランフェス協奏曲&デ・ブルゴス/展覧会の絵 ライヴ2003 [DVD]
オケももちろん素晴らしいが、村治さんのスリリングな演奏も素敵。イングリッシュホルンを伴奏するときの心配りなども感じ取れました。 アランフェス協奏曲&デ・ブルゴス/展覧会の絵 ライヴ2003 [DVD] 関連情報
> 中島みゆきを思わせるようなドスの効いたビブラートホント(笑) ファリャ:恋は魔術師 関連情報
ファリャの「三角帽子」は、評論家諸氏の評価では、アンセルメ指揮スイス・ロマンド管盤、ブルゴス指揮フィルハーモニア管盤、デュトワ指揮モントリオール響盤が他を圧しており、この3種の中からお好みで選べば、まず、間違いはないといっていいだろう。 3種の演奏の中で、最も原色的で、きらびやかなスペイン色が匂い立つてくるような演奏は、やはり、お国物指揮者であるブルゴス盤だろう。ブルゴスの鋭い音楽の切り込み方やリズム感は、さすがに、自家薬籠中のスペイン音楽そのものであり、バレエの情景が浮かんでくるような木目細やかな劇的構成力にも不足するところはない。私は、ブルゴス盤が、この曲のベスト盤だと思っているのだが、少なくとも、聴いていて、一番、面白いのが、このブルゴス盤であるとは断言できる。併録の「スペインの庭の夜」は、ファリャのパリ留学中から構想されていたというだけあって、「三角帽子」とは一変した、いかにもフランス音楽風の繊細な曲であり、ブルゴスは、手兵をパリ音楽院管に代え、情感豊かでしっとりとした夜の雰囲気を醸し出した名演を披露している。デュトワ盤は、ドタバタ喜劇といってもいい「三角帽子」のストーリーとは無縁の、「デュトワの」三角帽子と注釈が付くような、いかにもデュトワ流というか、フランス音楽風の洗練されたスマートな演奏であり、これをどう捉えるかで、その評価は分かれるだろう。 この曲の初演者、アンセルメの演奏は、昔から、ブルゴス盤とともに、その情景描写力で定評のある名盤中の名盤であり、世評ではデッカの優秀録音盤といわれているのだが、私は、アンセルメの演奏の良さを、録音が捉えきっていないと思う。現在、発売されている新盤は、「デッカ・レジェンド」と銘打った、最新のデジタル技術でリマスタリングされたものなのだが、旧盤と聴き比べても、聴感上は、音が良くなったという実感は、ほとんど感じられない。 ファリァ:三角帽子 関連情報
村治佳織/アランフェス協奏曲&ブルゴス/展覧会の絵 ライヴ2003 [DVD]
でも、買い。村治佳織ファンにはちょっと物足りないかも知れない。彼女が演奏しているのはアランフェス協奏曲の箇所だけなのだから。でも、展覧会の絵も結構なものだ。だが、村治名義で販売するのはどうかと、せめてfeaturing扱いにしては(笑) でも、世界で活躍している日本人が居る。というだけで誇りに思える。完全に国賓扱いなんだろうな。すばらしい。これを機にもっと村治氏及びクラシックのDVDを出して欲しい。 村治佳織/アランフェス協奏曲&ブルゴス/展覧会の絵 ライヴ2003 [DVD] 関連情報