Monica Zetterlund with Bill Evans Trio - Some Other Time
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![]() SUPER JAZZ BEST BOX |
ジャズが大好きで30年ほど様々な演奏に接してきましたし、愛聴してきました。
この3枚組のCDは、歴史的な名演奏と言われたものから隠れた名曲まで、ジャズ・ベスト・ヒット編、ジャズ・オン・シネマ編、ボサ・ノヴァ編に分かれてそれぞれ20曲ずつ、計60曲のミュージャンの個性を楽しみながら、ジャズの世界を堪能してもらうようにしたものです。それぞれ、初出のアルバムの写真とタイトル名、演奏者と録音年代、4から6行程度の解説が施してあり、関心を持った場合のオリジナル・アルバムへの誘いも無理なくいけるように配慮されています。 エロール・ガーナー「ミスティ」、 ジョン・コルトレーン「セイ・イット」、 ルイ・アームストロング「この素晴らしき世界」、 ダイアナ・クラール「ス・ワンダフル」に始まり、ビル・エヴァンス「枯葉」、小曽根真「ウィ・アー・オール・アローン」、ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」、サラ・ヴォーン「ラヴァーズ・コンチェルト」、アストラッド・ジルベルト「いそしぎ」、スタン・ゲッツ「アルフィー」、カーメン・マクレエ「バイ・バイ・ブラックバード」など、本当に名曲・名演奏の定評のあるものが目白押しですので良心的なコンピレーション・アルバムだと評価しました。 それとは別に初めて出会う演奏を聴けたのも収穫の一つです。初心者の方は元より、長らくジャズを聴いてこられた方にとっても、自分の関心領域とは少し違う演奏に接することを考えるとオススメでしょう。キラ星の如く輝くミュージシャンとの邂逅もまた捨てがたい魅力です。難しく聴くのではなく、楽しく聴くにはこのような企画もまた大切ではないか、と思っています。 この60曲を聴かれて好きな演奏に出会い、ジャズの奥深さを知り、より深くその楽しみの世界に、はまってほしいと切に願っています。 |
![]() ジャズ・ザ・ベスト・プレミアム・ボックス |
ジャズを聴き始めた方にオススメします。このステキなCDを聴いて、是非ジャズの世界の素晴らしい扉を開けてください。ジャズってこんなにいいものなのか、と痛感されると思います。
1枚目はジャズ・ヴォーカルの名曲のオン・パレードです。1939年収録のビリー・ホリディの「奇妙な果実」、スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルトの「イパネマの娘」、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」他、どの曲をとっても「これを聴かずしてジャズを語るなかれ」というべき定番の曲ばかりが収録されています。ご機嫌ですね。 2枚目は、ジャズ・ピアノばかりを集めています。エロール・ガーナーの「ミスティ」はもう半世紀以上前の録音ですが、今聴いてもオシャレで聞き惚れてしまいます。小曾根真の「ウィー・アー・オール・アローン」こそ、大人のジャズだ、という雰囲気を持っています。木住野佳子の「ダニー・ボーイ」の繊細なピアノを聴いて静かに音楽に浸ってください。ジャズ・ピアノの素晴らしさを良く理解していただけると思います。そして、ビル・エヴァンスのリリシズム溢れるピアノ・ソロは絶品です。その他の曲もいいですよ。 3枚目は、ジョン・コルトレーン、マイルス・ディヴィス、チャーリー・パーカー、アート・ファーマーの登場です。ジャズ界の巨匠ばかりですね。ほとんどのミュージシャンが鬼籍に入られましたが、その奏でられた音楽は永遠にリスナーに愛聴され続けています。 |
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