FINAL FANTASY XII PLAY ARTS ガブラス (ノンスケールPVC塗装済みアクションフィギュア)
いいわぁコレ。
鎧や兜、模様がついてるがただ色が塗られてるだけじゃなくてちゃんと立体的になってるし
色合いも絶妙で渋く、そして雰囲気がよく出ている。
特に兜(顔)の部分は複雑な形状になってて何枚もの素材が重なってて出来てる。
覗き込んだ時は感動した。ここまでやるんかいと。
実はプレイアーツなる物は初めて買ったんだけどすごく満足。
いわゆるアクションフィギュアってどうしても関節部が気になるから嫌いだったんだけど
この全身鎧のカブラスならあまり気にならないし他のキャラも買ってみようかと思いました。
兜の下方向にのびる角と肩のガードが当たって動かしにくいが
なんとかずらせた。二つの武器はひとつに繋げられる。スバラシイ…。
背信の日々(字幕版) [VHS]
冒頭のトークレディオDJ暗殺シーンから一気に引き込まれた。途中主人公のFBI女捜査官がトム・ベレンジャー演ずる白人至上主義者の男と本気の恋に落ちるあたりは甘く流れすぎな感はあるが、全体としては良い意味で通俗的な面もあり、結構ハラハラするし、それでいて米国社会が持つ暗部に光を当てた名作だと思う。コスタ・ガブラスの名前に惹かれ視聴したが、期待は裏切られなかった。
この映画を観れば、何故ジョージ・W・ブッシュなどという小人物が大統領にまでなれたのか、よく理解できるだろう。
マッド・シティ [DVD]
この映画はインターネットがまだ市民にそれほど普及していない時代の作品ではあるが、銃社会アメリカの暗い一面とメディアの在り方について考えさせられる内容です。
アメリカという社会で、白人で所得が中流層〜下流層の人々が事件の当事者になった時のマスコミの扱いがとてもよく描かれていると思う。
視聴率、メディアの大御所、ラリーキング、近所の友達、親戚、警察、FBI、白人至上主義者、...etc
この映画で描かれているネタは古いかもしれないが、世論とマスコミの関係は変わらないだろう。
今、世界的に先進国はあまり景気がよくないニュースが続いている。
こんな時代だからこそ、警備員”サム”のような人が出現しないような社会を一人ひとりの働く人々が実現してほしい。
ミッシング [DVD]
この事件に無知な状態で見たら、全く面白くなかった。事件について調べて概容を頭に入れて見たら、とても面白かった。
日本語字幕ではだいぶ台詞が省略されてるので、吹替えが大いに役立つ。そういう意味でDVD向きの作品です。英語字幕などでニュアンスを再確認とか、分かりにくいところを何度も見るとか、色々できるしね。
主演のレモン&スペイセクは素晴らしいし、他の俳優達もいいのだが、やっぱり映像的に感じさせる物があまり無いので、事件に興味ない人に訴えるものがあるかというと、疑問ですね。
クーデター前の平和な状態と後の状態、保守的な父とリベラルな息子夫婦などの対比が映像的に示されれば良かったのですが、それは無かった。やっぱり言語による情報にかなり依存しないと面白くないので、「映画的」なんて言いそうなシネフィルにはウケが悪いでしょう。
(平和の象徴らしき)白馬を軍が発砲しながら追い回す幻想的なシーンも単体では美しいけど、作品全体の中で見ると、「こんなことやる暇があるなら、もっと本題を映像的に分かりやすく表現してくれよ」と思ってしまった。
DVD時代が来て、はじめて大きな価値をもつ作品という気もする。値段も安価なので購入する意義は大いにある。ネットでもこの事件について調べられるしね。
Z [DVD]
この映画を観るといつの映画なんだろう?と思ってしまう。製作はなんと1969年。30年以上も前になるんですね!! ある日、暗殺計画の予告がありながらも、核兵器反対の立場をとる博士は、何者かにより公の場で暗殺されてしまう。若き予審判事が、新聞記者の協力を得て真相解明に奮闘する。政治絡みだと判明し、ストーリーは意外な終結を迎える。コスタカブラス監督の素晴らしい監督ぶりと、脚本。そして音楽が映画をさらに際だたせている。サスペンスの中にも笑いの要素も含まれていて、この映画を一度観るとまた観たいという気分にさせられる。フランスを代表する名優、イヴ・モンタン、ジャン=ルイ・トランティニャンとキャストも豪華。ちなみにタイトルの「Z」とは古代ギリシア語で「彼はまだ生きている」の意味になるのだとか。