大乱闘スマッシュブラザーズX
待望のスマブラ続編、そして集大成として満を持して登場のスマブラX。
それもあってか、はちゃめちゃ具合は64から大分上がってますね。ステージの仕掛けも半端じゃないものが多いので、キャラ操作のテクニックだけじゃなくて、色々な部分で楽しめて良いかなと思います。
そう考えれば、切り札もアリだと思える・・・ハズ。常にOFFだけど。
64ガッツリ世代としては、動きのモッサリ感は全く気にならず。DXが速すぎたと思えますね。
個人的には丁度良いスピードかな。
亜空の使者はまさしく「星のカービィ」DXならぬX。
ハルバードの所はちょこっと感動した。サービス精神は旺盛です。
隠しキャラは3名除いてストーリー攻略で登場し、後の3名は攻略後のどこかにいるといった設定で、これだけで全キャラ出せるのは結構良いかも。他にも出し方があったり。
時間もクリアするのに8時間前後かかるので、まぁ簡単ではないかと。
クリアゲッターは・・・ぶっちゃけいらんかった。
正直自分みたいな下手っぴにとって、無理難題が多すぎる。
強制的にゲットできるハンマーの数も増えないんじゃあねぇ。せめてコイン9000枚とかで買えるようにしてくれれば良かったのに。
昔から任天堂に慣れ親しんでいる人なら音楽で感動できる事間違いなし。
音楽のためだけに買っても、良いかも知れないくらい名曲揃いです。
ゲームをやらなくても起動してサウンドテスト・・・、なーんて事も。
大乱闘スマッシュブラザーズDX
任天堂を代表するゲームのキャラクター達を使って、固有の技を駆使することによって得点を稼ぎます。基本は前作と同じですね。
技をぶつけ合い対戦するので格闘ゲームにも見えるのですが、ジャンルは公式ページにもある通り、アクションです。
コマンドが全キャラクター共通でしかも入力も極力分かりやすいものになっているので、初心者でも入りやすかったり、スマブラ自体に慣れさえすれば不慣れなキャラクターでもそこそこ最初から動かせるというメリットがあります。
ハードが64からGCになったこともあり、グラフィックは大幅に向上しています。また、それ以外の面でも大幅にボリュームアップ。
まず、キャラ数が前作12から25に増えました。前作に登場したキャラは全て続投です。ステージ数も同様に29に増量。前作ステージは3つ引き継がれました。
次に一人用モード。前作にもあった勝ち抜き戦は「シンプル」という1モードとして続投され、色々と変更も加えられています。
そしてアクションのようにステージを進み戦闘もこなしつつクリアする「アドベンチャー」、全キャラと「星のカービィSDX格闘王への道」っぽく順番に戦う「オールスター」モードが追加。
一人用やり込み要素の「ターゲットを壊せ!」が続投、「台を乗り継いでいけ」は消滅、代わりに時間内にダメージを与えられるだけ与えて吹っ飛ばす「ホームランコンテスト」、続々と現れるザコ敵を次々と吹っ飛ばす「百人組み手」(内容によってさらに6つのモードに細分化)が追加されました。どちらもやり込みがいがあり、かつ爽快感があります。
さらにお題に即したミッションをこなす「イベント戦」が追加。難易度も様々で、普段の対戦では遊べないような設定も遊べるのでこちらも面白い。「トレーニング」モードも完備。
そして多人数用モード。通常の対戦モードは健在で、さらに細かいルール設定が可能になりました。かなり痒い所まで手が届く仕様になっています。
「最初からダメージが300%蓄積した状態でスタート」「全員巨大化した状態でスタート」などかなり無茶なルール設定で遊べる「スペシャル乱闘」、トーナメント形式など細かい設定で多人数が集まっても遊べる「トーナメント乱闘」が登場。
対戦モード以外のボリュームも充実。特筆すべきはコレクションアイテムの「フィギュア」。個々のフィギュアの完成度が高いうえ、種類も幅広く数も豊富、しかも説明文つきでカメラも自由に動かせるので眺めているだけでも楽しいです。
ボリュームの面だけで語りすぎですが、それぐらい本作には多くの要素が詰め込まれており、しかも詰め込んだだけでなくその1つ1つがしっかり練られているという凄い完成度なのです。
大幅にパワーアップした本作、シリーズ2作目にも関わらず「もうこれ、完成しちゃったんじゃないの?」と言ってしまいたくなるほどの出来栄えです。
スマブラは1対1の真剣勝負をしても面白いし、大人数で賑やかに遊ぶのも面白いゲームです。そして今回、1人でも十分楽しめるだけの要素が盛り込まれました。
ほとんど文句なしの完成度なのですが、強いて挙げるならステージの一部が遊びづらいです。足場が移動するタイプのステージが特にそう。でもステージは選択できるので不満ってほどでもないよなー。
かなり多くの人にオススメできるゲームですが、アクション慣れしていないと、特にやり始めだと動かし方が分からずにしかめっ面を作ることが多々あります。最初はまったりと楽しんでみてください。
BGMは任天堂ゲームの名曲をアレンジしたものなどかなりの名曲揃い。OPムービーもトップレベルの格好良さ。隙なしですな。
大乱闘スマッシュブラザーズXザ・コンプリートガイド (デンゲキニンテンドーDS)
この本は構成が悪く、各キャラクターのアクション解説の途中に、全キャラクター共通の操作方法のコツやプレイ上達へのヒントなどが「コラム」の形でいくつか挿入されていたり、空中回避や受身などの応用動作はなぜか「対戦用語辞典」という見開きたったの2ページにチョロっと書かれていたりします。対戦時の基本戦略(復帰阻止やつかみワザ、緊急回避の使い道など)に関しては何も書かれておらず、分析が浅い印象を受けるので、中級者を目指す人にとってはいまひとつでしょう。
ただ、基本的なデータ(各ワザのふっとばし性能や各キャラクターのオススメ戦略)についてはそれなりに盛り込まれているので、星3つといったところです。
スマブラX攻略本はいくつか似たような価格で複数出版されていますが、おそらく買うとしたら、これかNintendo DREAMのもののどちらかがよいのでは?と感じます。
Nintendo DREAMのほうは(Amazonの商品詳細を読む限りでは)この本よりもアイテムやアシストフィギュアに関して細かく記述されているように見受けられます。
(逆に言うとこの本はアイテムの使い道や特性などに関してはまったくといっていいほど情報がありません)
ゲームセンターCX COMPLETE
コンテニューという雑誌に掲載されたインタビューの再録+αという感じです。
本誌用の企画(阿部さんの漫画)やインタビューもあります。
岐部さん、酒井による過去のシーズンを振り返る座談会が個人的には面白かったです。
番組の裏話的なことも見れます。
阿部さんの漫画はけっこう短いです。
ただ丁寧に書かれてます。
次回があるのであれば、もう少し長いのを見てみたいです。