無限の住人(28) (アフタヌーンKC)
万次さん、天津影久、槇絵、そして、吐・・・
役者が揃って、ついに「最後の闘い」が始まりました。
一番面白そうな闘いは、私は「天津と吐の一騎打ち」かな?
「公儀の秩序こそが正義と言わんばかりの吐」、「秩序を乱しても士道の再生が全てと言わんばかりの天津」、まさに「決して相容れない考え」同士の闘い。
ただ、お互いの共通な思いは「まさに国のため」これに尽きると思います。この漫画、実は「今の日本を憂いて描いてるのかな?」と最近、思うようになりました。
沙村先生、終わりまでまとめるのが大変でしょうが、ぜひ「胸がすくようなラスト」を描いてください!
最後に・・・戴兄ちゃん、やっぱり「シスコン」ですか?万次さんと同じぐらいの(笑)
無限の住人 第二巻 初回限定版 [DVD]
期待が大きすぎたのか、少し物足りない。
映像は文句なし、BGMもまぁ・・許せる範囲です。(好き嫌いはあるでしょうが。)
ストーリーは早くも百琳や偽一など「無骸流」が同時進行で動き始めている。
なかなか斬新で結構なのですが、意外性もなくそれだけでは満足しない。
5年前にこのクオリティであれば歴史的名作とも言えたかも知れないのですが、
原作の持つ独特な雰囲気が完全に消えているのが惜しい。
それはセリフの「間」であったり、戦いの場面における「スピード感」といったものではないだろうかと思う。
この物語にはOVA版「HELLSING」のように不定期かつ収録時間に囚われない
製作方法が合っていたのかも知れないですね。(贅沢な意見ですが)
まぁファンの合否判定は「乙橘槇絵編」で決まるでしょうね!
ハルシオン・ランチ 1 (アフタヌーンKC)
なんでも食べちゃう少女が出てきて、むちゃくちゃを
やらかすというはちゃめちゃな展開なんだが、
沙村氏の絵でこれをやられると、なんだかとっても
気持ちがいい。
ただ、万人受けはしないマンガだな。
沙村氏のマンガが好きな人なら、買いの逸品。
無限の住人
通算6枚目。人間椅子のアルバムでは、0thと言われるインディーズ盤の次に入手困難な作品でしたが、この度『無限の住人』のアニメ化に伴って再発されることが決定。先日「踊る一寸法師」も再発されたので、これで人間椅子の全カタログがいつでも入手できるということになります(また、どうも「ペテン師と空気男」が入手困難になりつつあるみたいですけど)。
さて、このアルバムの内容ですが、人間椅子のカタログ中では最も日本らしさを意識したサウンドで(当たり前か)、人間椅子らしさとはズレた曲も何曲か入っていますが、全体的に曲のクオリティはかなり高いです。まさに全曲が名曲でしょう。"莫迦酔狂ひ"のドゥーム感覚も凄いですが、(なぜか)スペイシーな"宇宙遊泳"の味なんて、彼らが並みのハードロックバンドじゃないことをひしひしと感じさせてくれます。そしてラストは攻撃的にして耽美的な"黒猫"で締め。左右多重録音によるアイオミ風味たっぷりのギターソロの快感といったら・・・・・・あぁ。
ちなみに、今回の再発ではボーナストラックの追加等はありません。