マイネリーベ2 誇りと正義と愛公式ガイドコンプリートエディション (KONAMI OFFICIAL BOOKS)
選択肢によって,非常に多くのシーンやセリフが現れるゲームの攻略本です。各キャラクターの攻略条件をはじめ,すべての選択肢による各キャラクターの評価ポイントの上下ポイント値,特定のイベントを出現させるための条件やモデルルートも載っています。攻略に苦労している方にはもちろん,一度クリアできた方も,この本を読むと新たなシーンなどが発見できるかと思います。
マイネリーベII 誇りと正義と愛オフィシャル設定集~薔薇色の運命(さだめ)~ (KONAMI OFFICIAL BOOKS)
設定集に欠かせない全アルバム、キャラ解説等はしっかり押さえられていたと思います。
革命軍側の人物が特に好きなので、特に良いと思ったのが↓
1,描き下ろしイベントイラスト(ナオジ、ルーイ、ヴォルフラム)計3枚
2,声優インタビュー(新キャラ3名は各1P、シュトラールは2名で1P)
3,キャラデザ・夢路さんのインタビュー
4,ナオジ&ルーイの小話(2P)
特に4は新キャラ3人の誕生話など興味深く、一読の価値ありです☆
インタビュー内のイラストもゲームとは雰囲気は異なりますが、
とても美しくヴォルフラム、キリル、ジークリードが好きな方にはオススメです。
ただ一点、3P分に渡り細かに記載されたメカ・ウェポンコレクション。
設定に拘りがあるのは理解できますし、マイネ2とは切り離せない物だとは思いますが、
女性向けにそこまでの説明の必要は…?と思えてなりません。
その分もっとページを活用して頂きたかったので★1つ分マイナスしました。
保存版として、ファンなら手元にあって損はないかと思います♪
マイネリーベII ~誇りと正義と愛~
前作とはがらりと趣が変わって、とても重厚な歴史もの。
大国に囲まれた島国クーヘン王国の閉塞・停滞した現状を打破するため革命を起こしたルーイ、力による革命に反対するオルフェ。
この二人の対立を軸に、それぞれを支えるシュトラール候補生たち、大国(大人たち)の思惑…が絡み合い主人公は大きな歴史の流れに巻き込まれます。
どちらにつくか選びながらゲームが進みますが、それぞれの正義・誇り、無力感…等切ないお話です。戦時下なので甘いムードは控えめかもしれません。
架空の話ですが近現代を題材に扱っているので、「遥か」より生々しい(現実的な)感じです。
主人公は、かわいらしい外見、上品な言葉遣いながらかなりの男前発言で好感が持てます。(某ロシア戦争文学のヒロインのような)
欲を言えば、もう少し主人公の行動がストーリーに影響してほしかったかな。
とはいえ、シュトラール候補生がそれぞれの信念で動乱の時代を生きていく、それを陰ながら支え導くという感じが良かったです。