友達とバイクでツーリングに行ったことを思い出して楽しかった。
とにかく共感することが多くて笑える〜。
沖縄で元カノと遭遇するところから始まり、なんと被災地でのボランティア、そして千葉へ帰還・・・と慌しい展開。
被災地に行ってボランティアをまじめにしたかと思えばこの次の巻ではTENGAが出てきたりとふり幅が非常に大きい。やはり作者はすごい人だ。
ノープランでやってる気もするが、笑いのクオリティーも高い。
西田さんとポエムの件は笑った。
今回も、今まで通り最高に面白かった。 共感できるようなできないような、何とも言えぬ楽しさとワクワク感。
そして、作風が変わらないことの大切さを学んだ。
P.S.大学を卒業した後、田中のように放浪することを固く決心した!
本巻は 「 上京 」 の冠に相応しく、 都会に馴染みつつある田中と在郷者の間に生じる温度差が読みどころ。 自分なりに都会人っぽい見栄を張ってみたら、 それが裏目に回って孤独に悶える田中がとてもかわいらしい。
裏表紙に書かれた 「 田中の恋 」 、それはそれで気になったが、 何より、前述の温度差を肌で感じ、改めて友人や母親の大切さを知る田中に心が温まった。 そして間もなく、そのありがたみをニワトリ並の早さで忘れてしまう田中のだらしなさに苦笑した。
クラスにいたら、まちがいなく近寄りたくない田中… しかし、誰よりもピュアで誰よりも友人思いで、誰よりも自分思いな田中… 永久保存版です!
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