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スウェーデンでベストセラーになった性教育の本、と聞いて興味を持って読んでみたところ、そういった売り込みのコピーとは違う印象を持った。
これは性教育というよりは、もっとベースにある愛情についての本なのだ。
愛情を持つということはどういうことなのか、なぜ人は惹かれあうのか、人に惹かれたときにどうすればいいのか。
そういうことについて教えてくれる本なのだと思った。
翻って日本のことを考えてみると、ここが決定的に欠けているような気がする。
ドラマでは変に演出された恋愛しかないし、親にあたる世代も、そうしたことを伝える術を持っていない。
愛情の先にある性の問題についても、ネガティブなことばかりが取り沙汰される。その反動である過激な性教育もある。
「普通に人を愛するということはどういうことなのか。」
日本では語られにくい、このことを考えるにはとてもいい絵本なのではないだろうか。
答えがズバリと書かれているわけではないので、子どもに読み聞かせつつ、自分でも考えてみると気づくことは多いと思う。
話題の昼ドラのDVDです。本編は今年の1月から3月まで放映されたのですが、第一部は1月に放映された4週間分が収録されています。 主役の大河内奈々子さんと小沢真珠さんは、最後の2日分にしか登場しませんが、川上麻衣子さん、北原佐和子さん、神保悟志さんを中心に愛と恨みと憎しみの花の種から芽が出て育って行く過程が、これでもかという波乱万丈の仕掛けの中で描かれています。偽妊婦の腹から水が流れ出すシーンは必見です。 主役の2人、ぼたんと香世の中学生時代を演じる子役の2人がなかなか良い演技をしています。香世とオタク系家庭教師の絡みは一見の価値ありです。
さあ、いよいよ、ぼたんと香世、主役の二人を中心に物語はとんでもない展開を見せます。 とんでもない展開の立役者、それは、他の誰でもない小沢真珠さん演じる香世です。 この理解を超えたキャラクター、でも、ぼたんへの愛(逆のエネルギーとして出る場合も含めて)に忠実な(ストレート)な行動を取っている香世。そして、まだ血の繋がった妹とは知らぬままに、香世の愛(憎)に翻弄されながらも、受け止めるぼたん。 その2人の愛憎の渦に巻き込まれていく周囲の人々。 特に、第二部だけに登場する、雅也さんとイノシシ野郎は必見です。
唐突に噴出する乾いた笑いと、突発的に生起する不条理な暴力。この2つが分かちがたく結びつけられていることは、たけし演じる暴力刑事が終始にやついている事実からも明瞭だ。たけしの台詞回しはふざけているのかと思うほどだが、へらへら笑いながらごにょごにょと喋ることで、逆に底知れぬ凄味を生んでいると言えよう。得体の知れない存在感を醸し出す白竜の笑みも良い。
悪を憎む過剰な正義感を持つ刑事と、親分への過剰な忠誠心を持つ殺し屋。この2人には“際限”というものがない。殴る蹴るはもちろん、人を殺すことにさえ何の躊躇も感じない。その常軌を逸した徹底ぶりゆえに、周囲からは「きちがい」として疎外される。黒幕の仁藤や署長の吉成が「自分の立場」を強調するのとは対照的である。彼等のような保身に汲々とする俗物にとって、2人は恐るべき異邦人であり、理解不能な狂人でしかない。
結局、器用に立ち回ることなどできない両人は異端者同士、仲良く(?)激突するしかないのだ。死を全く恐れぬ虚無的な突進には、爽快感が一切ない。アウトローの美学が描かれることもない。興奮や熱気とは無縁な、どこまでも冷え冷えとした暴力の連鎖。ただただ絶望的で、狂気に満ちた結末。
薬莢の床に落ちる音が冷たく響き、不気味な静けさを印象づけている。
渋谷・道頓堀劇場の名物社長“矢野浩祐”の波乱に満ちた生涯を描いた、片岡鶴太郎主演で贈る人間ドラマ。ストリッパー役で出演する女優には、セックスの国スウェーデンから来た川上麻衣子(天狗のお面で自慰行為を披露するシーンがあったが、温泉シーンでの色白全裸姿のほうが実にいやらしかった)や、西尾悦子は鶴太郎や寺田農との絡みを披露(多分一番多くストリップを見せてくれた)や、80年代に活躍したAV女優の立原友香(ウィキによれば、「処女のままAV女優となり、処女のままAVを引退したと言われている」と書いてあるが???)や巨乳の相原真由子に、鈴木佐知や中田麻友、名鳥優、そして実際に渋谷道頓堀劇場で活躍した清水ひとみなど。物語は最後の最後に東京に行くところで終わっているので、渋谷・道頓堀劇場がどういう風に出来ていくのか?その姿が描かれていないのが残念。
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