この巻では実にいろんな寿司ネタが登場します。それはアオリイカ・ハマチ・カツオなどです。今までの寿司ネタと違って1課題あたり2話とか3話しかなく、いつもは5・6話で「長い」と思っていた話数も短くなってみると、どこかもの足りない感じでした。この辺はもっとおいしさを伝えてほしかったです。
「将太の寿司」もとうとう11巻目。そして内容も「新人寿司職人コンクール」の決勝戦を迎えました。 今回収録している部分はその決勝戦第1課題の「酢飯」、第2課題の「マグロ」です。特に今回は「酢飯」に注目しました。 この本によると、良い酢飯を作るには「米」「水」「炊飯器具」が重要なようです。しかし、米と水はどのように見分けるのが良いか、皆さんは知っていますか? もちろん、「手に入る最高の天然水」ではダメなのだそうです。 この本を読むとそれが分かります。 寿司通になりたい人だけでなく、ただ寿司が好きという人にもオススメです。
今まで登場したお寿司の人気投票のランキングページが面白かった。
本編の漫画以外でも楽しめてなかなかでした。
「ゴリ押し」の言葉の由来をご存じですか? 今回は珍しくこの「将太の寿司」の読み切りが掲載され、そのテーマが「ゴリ」なのです。つまり「ゴリ」というのはある魚の方言名なのです。さてそれは? その他にもマグロステーキや芽ネギのお寿司など、今回もおなかの減る読みごたえです。 さらにこの巻では、将太の修行場である鳳寿司を去った「あの人」が久々に登場するので、ぜひ読んでもらいたいものです。
今やラーメン・パン・カレーなど、ある食べ物だけでストーリーを進めていく食べ物マンガをよく目にするが、この作品はそのさきがけ的作品であると私は思う。 さてこの巻から、前巻まで長く続いてきた新人寿司職人コンクールの決勝の最終課題である。私的に、コンクールだのなんとか大会だのの流れは、巻数が増えていくだけなので、正直飽き飽きしていた。 が、この巻だけで最終課題の半分まで進んだので、進行はとても良いと思う。また内容も、味を知らない寿司ネタが数多く登場し、非常に興味が持てた。 ぜひ読んで、寿司ネタの味をあれこれ想像してみてほしい。
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