作者自ら自信作というように、寺沢大介作品のベストといっていい。
料理漫画を読むときに少なからず感じる事に、美味い美味いと書かれてもどういう味だか分からない、金銭的・手間がかかるといった理由からそれを確かめられない、というのがある。しかしこの作品では、そう特別な料理は出てこない。作者の料理に対する薀蓄が推理に使われているからだ。料理と推理、この2つを結びつけた段階で、この作品の成功(2回もドラマ化され、それも面白い)は約束されたようなものだ。
しかし最大の魅力は、主人公高野聖也の神をも恐れぬ大食漢っぷりにこそある。今回は自分一人のためにクレーンで大鍋を持ってこさせ、転倒したトラックから落ちたコンビニ弁当に手をつけ、マグロの刺身をブロック2つ分平らげる!
推理はかなり詰めが甘いが、そんな事を気にせず勢いで読ませる、最近珍しいギャグマンガ。
この本の主人公は「超」がつくほどの大食いです。食べても食べてもまだ食べる。見てるこっちが腹一杯です。 けれど、この人探偵なんですって。意外や意外。 一見、何も関係なさそうな現場に残っている食べ物を食い荒らし、推理へと繋げ、犯人へと導いてくれるすごい人。 事件もまあまあ面白いですが、高野聖也の食べっぷりを見てください。
知ってるクラシックの名曲が
見事にオシャレにリミックスされています。
ドラマも面白かったですが、
この陽気な曲たちもドラマにあってて実によかったです。
アルバムというには曲数が若干少なめなのが残念でしたけど、
オペラのリミックスなんて初めて聞いたのでとても新鮮でした。
小西氏はディズニー音楽などもリミックスされてますが、
ほんとに才能あふれる方だなぁと思いました。
クラシック好きならドラマを見なくても十分楽しめる1枚です。
喰いタン、最終巻です。
なんだかとってつけたように、いきなり連載が終了してしまった喰いタンの最終回です。打ち切り、というよりは「ミスター味っ子 2」の為に切り替えたというニュアンスでの終わり方だったのですが、きちんと最終回が迎えられたのはまぁよいことだったのではないでしょうか。
内容としては、最終巻だからといって、いつもと大きく変わるような一巻通しての最後の戦いがあったりするわけではなく、いつもと同じで一つ一つの事件を喰いタンが食べ物をひたすら食べ続けながら解決していくという黄金パターン中で進みます。それが、最後にわりあいと唐突に話をまとめられた感じで終わります。
ただ、最後の最後で助手のお嬢さんとの仲も、それなりに進展したような終わらせ方をしてくれたので、そのあたりは個人的には綺麗な纏まり方で良かったかなと思います。この終わらせ方なら、いつなんどき第二部スタート、となっても大丈夫ですしね。
長期連載お疲れさまでした。
衝動ばかり取りざたされてますが・・
忘れてならない2曲目に収録されている「結晶」!!
これは現在、日本テレビ系ドラマ「喰いタン」の主題歌になってO.Aされています。ストーリー性のある歌詞がとても切なくてとても素敵な歌です。昔のB'zっぽいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は“動と静”両方のB'zが楽しめるそんな1枚になっていると思います。
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