普段マンガを一切読まないうちの旦那がクレムリン5巻を読んで声を出して笑ってる……
試しにどこが面白い?と聞いてみたところ「よく分からない 」との答えがあった。
因みに旦那の脳みその八割は筋肉である。
マンガ上級者向きと思って敬遠している方がいるなら心配ご無用。 ただこのマンガの勢いを感じればいい。
初めて読んだ時はビビッと衝撃を受けました。 まず、思ったことは「絵がうまくない!」ということ。 二つ目は「構図がほぼ一緒!」ということ。 三つ目は「それを抜きにしてもネタが面白い!」ということ。 くやしいけど作者に完敗でした。 猫がかわいいとかかわいくないとか、猫なのか猫じゃないのかとか、どうでもいいんですね。
ちなみに作画がどうとかコマ割りがどうとか言う人にはオススメできませんが、猫マンガの新時代を見たい方にはオススメします。
貴志さんの本は全部読んでいるので、
これは再読になりますが、いやいや、
平成12年の文庫がいまでも古びずに
おもしろいとは、エンターテイメント小説なのに
驚きでした。これがストーリーなりストーリーテリングの
力ですかね。
RPG(ロールプレイングゲーム)とかバトルロワイヤル
とか、この本を表現するキーワードはいくつかあるでしょう。
でもこういうキーフレーズをあげてみても、やはり尽くせていない
魅力がこの本の本文にはあります。
こういうのこそ読めばわかる、読まなきゃわからない、の典型ですね。
殺戮シーンがどかどか出てきたりもしないし、えぐいと言うほどの
ホラー描写もないので、その辺が苦手な人もいけるのではないかと思います。
(私も好きじゃない方ですが)
貴志さんは心理学に強い興味をお持ちですし、エンターテイメント系なのに
人物が非常にくっきりしていてそこが魅力的ですよね。
ただおもしろいって言うだけじゃない何かがあります。
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