僕道シリーズ、すべてが、優しく、ドラマのどの場面にも一体感があり、心、落ち着きます。
特に、今回は、テーマ「純粋」に調和して、じんわりと優しさがこみ上げてくる、そんな感じです。
スローテンポ=スローライフ、どの曲もせわしさが無く、穏やかになりますね。
僕道シリーズの完結編として、素晴らしいものでした。
テーマとして、障害者を取り上げていたので、見るまでは、どうなるのだろうと不安がありました。
なぜなら、このシリーズは、ホントに、作り方が、何もかも丁寧で、今までの良さが、生かしにくくなるのでは?と思ったからです。
しかし、心配は無用でした。
人と人のふれあい、思いやり、何もかも、テーマの通り、「純粋」が、いっぱいでした。
まあ、障害者テーマとしては、まだ、入り口だったかもしれませんが、
先入観をもたれている方々には、少なからず、一石を投じたのではないでしょうか?
僕も、そのうちのひとりだったかもしれませんが。。。
とにかく、このシリーズ、大好きです。
メインの草なぎさんは、もちろんのこと、常連の大杉さん、小日向さん、浅野さん、そして、
長山さん。見ていて、気持ちが暖かく感じます。
僕は、このドラマシリーズの出会えて、ほんと、良かったです。
昨今の、もって回した、くどい、屁理屈系や、恋愛・性愛氾濫のドラマとは、一線を画し、
地味だけど、そして、刺激的・笑劇的ではないけど、
ほんとに、心にじっくりと響く、ドラマです。
疲れた現代人特有の重箱の隅をつつくようなものの見方をせず、素直な気持ちで見れば、
それだけでも、心に何かが得られるはずです。
【率直な感想】
色々な立場や状況の人がいて、
軋轢や苦しみを生んだり、傷つけあうことはあるけれど、
皆それぞれに必ず想いがある、
ということを強く感じさせてくれる作品。
悪役がいたり、対立があるドラマは
いくらでもあるけれど、双方の気持ちをこんなに、
安直でなくリアルに描かれているドラマはなかなかない。
このドラマを見ると、
自分の悩んでいることや怒っている問題に関して、
周りの状況の裏にある、
色々な立場の人の想いを強く感じて、
気づけることがいっぱいあるのではないかと思う。
自分のことでいっぱいになってしまうときに繰り返し見ている。
【こんな人におすすめ】
ちょっとでも悩める全ての人に。
特に、カゾクに関して悩む人・悩むときには、オススメ。
オンエアーの前の番宣を見たときは、またミーハーなドラマが始まるのかな、と期待してませんでした。ところが、1回・2回…と見続けるとどんどんはまり、涙なしには見れなくなりました。 生きるとは何か、今を一生懸命生きているか、自分を見つめ直さずにはいられない、そんな問題を提起させるドラマです。目標のない将来、あと数十年は生きていられるという誰しももっている漠然とした安心感。しかし突然病により人生の尺が決まってしまう。絶望の中に光が見いだせるのか。 みんなで考えましょう。
数多くドラマを見てきたが、これほどまでにレベルの高いサウンドトラックを聴いた事がない。 悲しさ・寂しさとともに力強さを持ったメインテーマには圧巻である。 ドラマが評価されているのには脚本・出演者だけでなく、このサントラが大きな役割を果たしているのだと感じた。 ドラマを見ていない人もこのサントラをぜひ聴いて欲しい。
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