PS移植後は小遣い稼ぎとばかりの駄作を連発され、もはや何も期待していませんでした。そもそも原画の藤島康介氏のイラストは数えるくらいしかないものを、あらゆる場でしつこく使い回していたこの作品。それで画集と言われても「殆ど水増し」であり、期待しろという方が無理な話です。
しかしここまで諦観していると逆に「意外にも」当たってしまいました。以下、とても信者的に突っ込みます。
良かった点 ・装丁 ・アンソロジーイラスト集は玉石混交。画集にするほどかと問われれば迷うが、思ったほど壊滅的ではなかった。 ・アンソロジーイラスト集でミントさんのイラスト数が多め
ぐんにょりな点 ・藤島氏のダオスの絵が殆どない! ・PS版のジャケットにもなった3人組のイラストはSFC版(「剣光煌めく」と題された雑誌の見開き広告。背景はPSP版ジャケットに近い)とリメイクの関係にあり、PS版で背景が違うわけだが収録は片方のみ ・サイズ的な限界だが、いまだにSFC版攻略本の広告を超えるサイズの立ち絵が見られない ・雑誌『ザ・プレイステーション』表紙を飾ったイラストが未収録 ・アンソロジーイラスト集でクラースの数が少なめ、ダオスもいない
……いくらなんでももう画集は出ないだろうというのと、ミントさん補正でギリギリ★3つ。クラース派は★1でいいと思います。なりきりダンジョン派にも決しておすすめできません。
この期間限定生産版はジャケットからCDのレーベル面、歌詞カードに至るまでほぼテイルズ一色です。
通常版との収録曲が違い、こちらのみ「変わらないもの(Live ver.)」と「ガラスの花」の弾き語りver.が収録されています。5thアルバム「うたかた」にはアレンジver.が収録されていましたので、弾き語りver.が聴きたい方はこちらの期間限定生産版もどうぞ。
こちらの期間限定生産版はテイルズファンに訴求したいなら「ガラスの花」以外の収録曲を挿入歌「羽」とエンディング曲「rebirth」にするとか、特典DVDでしか見られない映像を入れるとかした方が良かったような気がしますが、ゲーム発売前にエンディング曲が聴けてしまうのがあまりよろしくないとか(解禁日みたいなものがあるのかもしれません)、テイルズファンに奥華子の楽曲を聴いてもらってファンになってもらいたいという大人の事情があったのかもしれませんね。
公式ガイドの方ではファンタジアのページが攻略とは言えない内容でした。
が、本書では安心です。
従来のファミ通の攻略本の様に、町やダンジョンのマップはもちろんの事、
それに沿う様にストーリーの進め方も解説されています。
サブイベントの発生時期と参照ページも書かれているので安心ですよ。
もちろん、なりきりダンジョンの方の攻略もしっかりされています。
巻末には各キャラクター(なりきりダンジョン含む)の考察、チャットの表情、
秘奥義の発動絵が掲載されており、ファンには嬉しい特集です。
人物・用語辞典も相変わらず興味深くて楽しめます。
なりきりダンジョンもファンタジアもしっかり攻略したい方にオススメです。
読み物としての要素もあるので、楽しめますよ。
お財布には・・・少々・・・厳しい価格ですけれど。
98%なりきりダンジョン重視のこの内容。
基本的なデータ等はOKです。
初ファンタジアだとかなりきついです。
サブイベントも追加変更加えられてるのに、書いていない。
本当に「おまけでーす!」的に書いてある投げやりさ。
あのインタビューとか要らなかったから、サブイベントの追加やアイテム載せてほしかった。
テイルズシリーズの公式コンプリートガイドにしては珍しく「ダメ・手抜き本」
さらに細かいデータ等が欲しい場合はwikiや教えて系サイトとかを参考に詰めた方がいいと思います。
テイルズオブファンタジアなりきりダンジョン、せっかくの良ストーリーがアドバンス専用ソフトと言うゲーム上のシステムのせいで、イマイチ登場人物の心情が掴みにくく物足りなさを感じていたのですが、結城さんの小説のお陰で解消出来ました。 文章の上手さ綺麗さは言うまでもありませんが、原作を大事にしつつカッコイイ場面はビシッと決めてくれ、泣ける場面は本当にじ~んと泣ける。特にすずと双子のやり取りのお話が一番良かったですね。別れた仲間との繋がりを意識しつつ頭領として懸命に働き、ディオやメルの前だけはホッと心を許しているほのかな優しさがとても可愛らしくて♪私はすずが一番好きなキャラクターなので、こんな素敵な文章にしてくださってとても嬉しかったです。テイルズの小説を読んで初めて涙が出そうになりましたから。 シンフォニアやファンダムと合わせて読むのもおすすめです。
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