まず、肝心のスモーキーマウンテンの情景が前作と比べ少ないのが残念
これならフジテレビの「世界がもし〜」の特番の方が分かりやすいかなあ(あっちはあっちで別の問題があるんだけど)
インタビュー形式がやや多めなんだけど、それよりもスモーキーマウンテンで暮らしてる人の生活描写が観たかった
せっかくの映像メディアでテーマも絞ってあるんだから、それに特化して欲しかったなあという印象
書籍等でも表現可能なことをなんでわざわざ映画でやる? って感じ
とは言いいつつも、やはりこのような現実を扱ってくれるのは貴重にして崇高なことだと思う
何をするにもとりあえずは現状を知っておかないと話にならないしね
四ノ宮さんが言うには、スモーキーマウンテンの映画はこれで最終作らしいです
次があるなら、ぜひともフィリピンもう一つの問題、ストリートチルドレンにスポットを当てていただきたい
たんたんと、映像にして流しているが、もう少し一家族に絞って掘り下げた方が良いと思った。フィリピンという国の背景がこのような貧民を生んでいるが、そこのところが見えにくい。
認知症を患うご本人も、変わっていく姿を見守る家族も苦しくて、お互い分かり合えないということが、多くのご家族が体験されているところだと思います。
介護する側には「ぼける」ということに対する視点を切り替えるきっかけになる作品ではないかと思います。
また、認知症のご本人にとっても、言いたくても表現できない気持ちを代弁してくれる作品となるかもしれません。ぜひ見て頂きたい作品です。
この作品は、実存のモデルがいらっしゃいます。
原作の「忘れても、しあわせ」を読んでみるとまたさらに深まると思います。
また脳の生理学的な視点から池谷祐二さんと糸井重里さんの対談「海馬―脳は疲れない 」の中でも、
モデルとなった小菅マサ子さんの新しい才能について書かれています。
これらとあわせて見てみると面白いと思います!!
私は加藤登紀子さんのことは名前しかしらなくて、曲もほとんど聴いたことがなかったのですが、映画「紅の豚」のエンディング・テーマだった「時には昔の話を」を聴いて感動したのでこのCDを買ってみました。すばらしいです。心に染みる曲がいっぱい。歌詞をじっくり味わいたいと心から思える曲が詰まっています。
土と炎の人=加藤唐九郎さんの奔放、大胆な話を期待して読み始めたが、意外にそれは平凡で、加藤登紀子、森繁久弥のおふた方と同等な感じ。たしかに一心不乱なのだから、われわれ庶民・凡人からすれば、耳を傾けるべく、面白いと感ずることのある対談ではあるのだけれど、びっくりするほどのことは出てこない。加藤唐九郎さんの自伝や随筆のほうがずっと面白く読み応えがある、とみたが、小生の眼が追いつかないだけなのか?
|