僕は地上波の放送でやられれてしまい全Box購入したのですが、今回も納得の面白さでした(^O^) 個人的には『忍者龍剣伝』と『クイズ殿様の野望』が良かったです。『忍者龍剣伝』は有野課長、東島さん笹野さん浦川さんが、助け合い攻略していく様子が楽しいです。ファンならずとも必見です。ちなみにこの番組のほのぼのした感じは、すごく癒されます(^_^)日頃ストレスを感じてる方にもオススメです。
本書は中国古典五大小説のうち、水滸伝、金瓶梅そして紅楼夢をとりあげる。講釈師による語り物から生まれその由来をひきずる水滸伝、その水滸伝の一挿話に基づきながら一人の著者(不詳ではあるが)によって最初から最後まで書かれた最初の長編小説となった金瓶梅、清の曹雪芹が少なくとも80話までの著者であり、練りに練って西洋近代小説に匹敵する大小説となった紅楼夢。人間同士の関係性が機軸であり、章回小説の形をとり、虚なる中心的な役割を担う主人公の周りに多くの個性溢れる登場人物が現れる点ではこれら三作とも三国志演義、西遊記と共通する。しかし、三国志演義以上に徹底的に女を排除した男の侠の世界の物語であり、時間の経過に無頓着な水滸伝、女性が活躍し、大人の男女のどろどろした世界をこれでもかと描きつくし、日常の細部の描写にも筆が及び始めたが中途半端に終わった金瓶梅、対照的に少年と少女の「時よ、止まれ」と叫びたくなる清い世界を、日常の細部まで推敲に推敲を重ねて叙述し、語り手や作者が操る「人形」から、心の襞や陰影を備え、自らの意思で行動する「人物」にレベルが上がった紅楼夢へと、小説が進化する様子・各小説の特徴が粗筋とともに手際よくまとめられている。
『三国志演義』120回の前半60回分について、各回を2ページで紹介しています。 右ページではあらすじ、荒川弘先生・杜康潤先生のトーク、武将解説を掲載。左ページは4コマ漫画2本、という構成。 全部読もうとすると、すごく読みでがあります。
それ以外にも2ページのコラム漫画が5本入っていて、「三国志」の時代背景などを「百姓貴族」っぽいノリでわかりやすくおもしろく解説してくれたりしています。
この本で一番おもしろいのは、やはり4コマ漫画と両先生のトークでしょう!
「三国志」にあまり詳しくなくても、無双などのゲームで活躍するキャラがメインだし、荒川先生の情容赦ないツッコミと杜康先生の愛のあるコメントが、非常にツボでした。 あらすじは文字が小さくて読むのはちょっとしんどかったですが、トークや4コマでわからなかったネタがあらすじを読むとわかったりするので、もったいなくて読み飛ばせない……。
「三国志」に興味があったけど……という方で、荒川先生なり杜康先生のファンの方なら、読まないと損! とくに「鋼の錬金術師」炭鉱本の巻末4コマが好きな人は、楽しめるはず。
小学生のころ、風邪で学校を休んだ日に上下一気に読んだ記憶があります。面白すぎて一瞬も止まりませんでした。 ・・・と書くまでもなく西遊記が面白いことはご存知だと思います。 でもここで主張したいのは、この福音館の版の良さです!! まず、もとの話全部を納めることは無理なのでしょうが、(元の話っていってもどういう形なのか良く知りませんが)カットしすぎもせず、(子供向けのあらすじみたいなやつ、我慢できませんよね!)話が冗長になるところもなく、分厚い上下、ともかくみっちり詰まってます。 それと、いやに現代風にしようというところがなく、格調高い文章でかかれてます。これこそ児童書のあるべき姿だと思います。 また、瀬川康男さんの絵も、無機的な線の集まりのように見えて実はすごくあったかくて、雰囲気すごくマッチしてるんですよーー!もうお人形さんみたいな悟空の絵とか受け付けなくなっちゃいます。 ともかく西遊記を読むんならor読ませるんだったら、断然この本をお勧めします!!絶対。
銀の匙とか百姓貴族とか、そんな荒川さんの作品が好きなので買ってみました。 ページを開くと、右ページにトコウさんとの対談の起こしが書かれていて、 左ページに対談に沿った内容関連の4コマが2つ、という構成になっています。 対談内容は赤壁の戦い、など、ジャンルに分けた対談ごとに分かれていて、 三国志初心者(というより、読んだことがない)の私にとっては「へー!」という プチ納得感のあるネタやら、意外なあるある話などが盛られていました。 ただ、(当然かもしれないのですが)ある程度知ってないと、「ふーん、そうかー」で終わっちゃいます。 きっと、三国志好きな方にこそ本領を発揮する本だな、と。 そういう方こそ、この本の笑いの沸点を共有できると思います。 三国志ファンは見てみて損はないかもですよ。
|