少々ストーリー展開が複雑で、登場人物もだんだん増えてきてますし、
時間軸も現在と過去が入り乱れて描かれるので、
一読しただけではなかなか理解できない気がします。
特にこの5巻で特筆すべきは、成海のお兄さんを探す過程で水帆が知ることとなる
身近な人間の感情の裏表が目を背けられないほどに真っすぐに描かれていることで、
読んでいてちょっと重いなあと感じました。
でも、当の水帆はそのあからさまな感情を受け入れた上で、前に進もうと強くなっているので
これからどんな風に成長するのか楽しみでもありますが。
1巻を読み始めた時のようなサスペンス的要素は徐々に感じられなくなり、
その代わりに奥の深い人間模様を見せつけられている感じです。
5巻を読む前に1巻から読み直した方が良かったかもとちょっと後悔しつつ
レビューを書いてます。ここまで広がった物語をどんなふうにまとめるのか
はたまた広げるのか、今後の展開を楽しみにして、次巻を待ちたいと思います。
今日発売日1日遅れで買ってソッコー読みました!!! なんか以外な展開ばっかりで…すっかり大人になってしまって、今回は20歳冬と26歳冬の話でした。多分8巻が最後になると思われます…。 杏はもう短大生になっていました。1巻のはじめに出てきた『ちーc』が結構でてきます!!楓さんと杏パパの子供さんでした☆杏と仲良くしていて、これがまたかわいいです↑大吾と再会したりもします。最後らへんは杏がどんどん疲れていきます…お母さんに連れられていくように本当に危なくなります!!!え?!みたぃな…とにかく展開がすごぃです!!! 友達にも、お母さんにも、姉妹にも読ませるべきです!!みんなで読んで涙を流しましょう!!!
おばさんの感想です。
私は作者に「ありがとう」と伝えたいです。
久々に胸がギュッとなって誰かの幸せのために泣けました。
世の中、頑張っても報わないことが沢山あります。
どんなに想っていても叶わないこと沢山あります。
せめて漫画の中では夢を見ていたい。
それにこれは少女漫画です。
恋愛は女子のファンタジーです。
恋愛という冒険なんです。
夢と希望を与えていいと思います。
主人公達が様々な経験をし悩みながらも
一生懸命生きる姿は希望を与えると思います。
うーーーん、でも砂時計に影響されて
報われない恋を胸に抱き続けられたら
それも困るなぁ・・・。
そうでなくとも良いというのは番外編で学んでね。
普通のおばさんになった私には
番外編の「あの人」の話が共感出来ます。
この作家さんの作品は初めて読みましたが、
ちょっと気になってたので、巻数もまだ少ないし、
最新刊が最近出版されたので、1〜6巻まで一気読みさせていただきました。
6巻はまさに新展開って感じで、レミちゃんのコンプレックスとか、
苛立ちとか、重要キャラと思ってなかったのに、そうきたかって感じですw
あ〜、最初の方で、ミズホちゃんに反対してたのはそういうわけね〜?みたいな。
あと、丁寧に伏線をもう一回書いてくれるのは、いい作家さんなんですかね〜?
まぁ、これは好みでしょうけど。
でも、いわゆる物語のきっかけである、はるかちゃんが、
19歳で乳がんで、死ぬかって?っていうのがあって、
調べりゃそんな年齢で乳がんで死んでる人間なんてほとんどいないぐらいわかりそうなのに。
リサーチ不足?
そういうので、割と冷めちゃう人間なので、星4つです。
まぁ、乳がんも伏線だったらすごいけどw
大ヒット連載「砂時計」に続く芦原妃名子先生待望の新シリーズです!!
高校を卒業して数年後、大学生となった水帆の元に突然かかってきた電話。 それは、高校時代の同級生折口はるかの訃報だった。
彼女の死をきっかけに、かつてのクラスの皆が葬儀に集まった。 しかし、彼女は地味で目立たない性格だったため、親しい友人はおらず、同窓会のようになってしまう。 それでも、葬儀が始まると遺族を目の当たりにして、早すぎる彼女の死に泣く者もいた。 こんな日でも泣けない自分に水帆は嫌気がさす。
葬儀の後、水帆をはるかの親友だと勘違いしていたはるかの母親は、ある人を探してほしいと言う。 しかし、水帆は親友でなかったことからはるかの母親を冷たく突き放してしまう。
だが数日後、自分を変えたいという思いからはるかの母親の頼みを水帆は引き受けることにする。 そこで、はるかが高校時代妊娠していたことを知らされる。 母親はその子の父親を探してほしいと言う。
こうして水帆は高校時代の友好関係を探り始めることとなった。 しかしそれは、はるかの過去を知るのと同時に高校時代キスを交わした成海皓に再びかかわることを意味していた。
すっごくすっごく先の気になるお話です。 やや話は暗めですが、読んでいくとこのストーリーに絶対はまっていくと思います。 合間合間にキャラ紹介とかもあるので楽しめると思います。 是非、読んでみてください。
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