志穂美悦子さんが、ひたすら美しいですね。 アクションも派手。演技も派手。まさに独壇場です。 今、こんな女優さんは、いませんよね。 当時、よく、こんな映画を撮りましたね。偉い。 タランティーノもリスペクトされているようです。
志穂美悦子の主演作としては4作目にあたり、アイドル的に人気の高かった頃の作品である。 ストーリー展開や脇役の描写などは「細かいことはどうでも良い」と放擲し、とにかく志穂美悦子を様々なシチュエーションに登場させ、アクションを演じさせる。 場面ごとに衣装が変わり、男装や老婆メイクまで見せ、サービス精神旺盛なところを見せる。というか、やりたい放題。 様々な衣装とメイクの、まだ19歳のアイドルであった頃の志穂美悦子を観て懐かしむという意味では、最高の映画。 一般的には、壮烈なまでに、おバカ映画である。 志穂美悦子とマッハ文朱の“ダブルライダーキック”を食らってチンピラが壁にぶちあたると、そこに山口百恵の主演映画『潮騒』のポスターが貼られているのは、ほとんど楽屋落ち。
「女が戦うってことが悲しみじゃないですかねえ。」 志穂美悦子が口にしたというこのような言葉から、本書は始まる。 この問いを受けた四方田犬彦が、「女の戦いはなぜ悲しいのか」という問いを立て、各論者がそれに応答する。美空ひばりから「プリキュア」まで、扱われる対象のラインナップはかなり幅広い。見方によっては、恣意的なラインナップだと思われるかもしれない。しかし、読み進めていくと、このラインナップにも明確な一つの軸があることが分かるようになっている。 その軸とは、〈変装〉または〈変身〉というモティーフ、あるいは概念である。これは女性が男装をするという方向の〈変装〉だけでなく、男装の女性が女装する、という複雑な〈変装〉も含まれていれば、〈変身〉によって女性/男性というカテゴリーを超えた存在に覚醒する例も含まれている。こうした〈変装〉、〈変身〉の瞬間に、ジェンダーや性の規範が攪乱され、多様性が現れる。各論文は、一本一本の映画とじっくり向き合うことで、そうした多様性を浮き彫りにしようと試みている。 試しに、いくつかの論文に注目してみよう。鷲谷花は、女性アクション映画における「男役」と「女役」の格差、あるいは役割分担ともいうべき制度について触れた上で、その分担が混乱する瞬間(例えば乱闘シーンにおける逞しい身のこなし=「男役」的身振りと、同時に着物から覗く素肌=「女役」的身振りの同時発生)が、女性アクションの要であると指摘する。板倉史明は美空ひばりのフィルモグラフィーを「少女」時代と「娘」時代に分けた上で、「娘」時代の美空ひばりの異性装時代劇が観客のジェンダーや性に関する認識を演出のレベルで混乱させ、性に関する多様な解釈の可能性を遺したとする。斉藤綾子は「緋牡丹博徒」シリーズにおいて、「男」の役割を担いつつも見かけ上どうしても「女」であらざるを得ない「お竜さん」=藤純子という特異な存在を映すための複数のコード(ジェンダーのコード、任侠のコード等)の関連と、その変奏を詳細に検討する。 このように、本書に収録された各論文が特に着目するのは、ジェンダーや性のカテゴリーに揺らぎが生じ、ときに規範を転覆するに至る瞬間である。 この他の論文も面白いので、一読を勧めたい。安田(現・大楠)道代を論じる志村三代子論文。石井輝男、鈴木則文、「女囚さそり」シリーズから、『イースタン・プロミス』、「キル・ビル」二部作をも視野に収めた真魚八重子論文。四方田犬彦による志穂美悦子論。女性アクション映画製作の当事者である内藤誠による極私的「女性アクション」史。『バトル・ロワイアル』や『あずみ』など近年の女性アクションを概観し、それらに通底する問題系を分析していく鷲谷論文。『セーラームーン』から『ふたりはプリキュア』、『少女革命ウテナ』まで、女性キャラクターを主人公としたアニメーション作品を取りあげ、現代思想やオタク文化の言説も視野に入れた上で、それらの「美」に迫ろうとする石田美紀論文。 いずれの論文においても、映画におけるジェンダーが問われることになる。しかし、本書は性やジェンダーの問題を論じるために映画を「使う」ことはしていない。あくまで、映画の分析を基本として、映画の構造や映画の魅力それ自体と関わるものとして、ジェンダーの問題を丁寧にあぶりだす。質の高い分析と、映画それ自体の魅力についての記述とを何とか両立させようとしていることが、本書における「戦う女たち」の「悲しみ」の追求を、誠実なものにしている。
レンタルショップで探しましたがどこにもなくて購入しました。織江の唄、島原地方の子守歌、愛の水中花、蒲田行進曲、聴きたかった曲はどれも素晴らしい。特に島原地方の子守歌のセリフは流石大女優良かったです。哀愁を帯びた哀しい曲が彼女の声質とマッチしていてとても良い大人のアルバムに仕上がっています。
たぶん、これ単体で見るとそれなりに面白いんだろうけど
一作目がかなり面白かっただけに
どうしてもパワーダウンを感じずにいられない作品
2作目は難しいっすね・・・
基本設定が一作目とほぼいっしょ(悪の組織に関係者が誘拐される→助けに行く)
のわりに敵キャラはかなり薄いキャラが多くなり印象にあまり残らない
戦いのシーンもやたらと数が増えてるんですが、なんだかワンパターン
千葉真一が出てこない(その分倉田さんの出番は増えてるんですけどね)
ボスが強いようで弱く、逃げまくり
等々
いまいちな所が多々あります
それなりには面白いですけど、それなりです
また
一作目同様エロ・グロはきっちり抑えてあるので子供とは一緒に見ないようにしましょう!
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