ハリウッドSFというと、主人公と恋人、主人公と敵、主人公と乗り越えるべき対象…という構図が明確にあってむりやり成長や友情愛情がんじがらめで最後キスでおわーり!CGすごーい!
〜なんてイメージが固まりつつある昨今、これはいい感じのSFでした。有名俳優がいないところがかえってリアル感が出て良いです!
インタビュー風映像から始まり、主人公は最初体制側で差別バリバリ、宇宙人は外見から海産物扱いで「ゴミをさっさとどかしましょう」的なイメージ。それは宇宙人側の野蛮っぷりからしょうがないような、でも、リアル世界でも、支援の食料を空腹のあまり奪い合ったり、集団になればすぐ暴動で、いわゆる先進国から見るとそういう人種はこんな風に見えてる…?という風刺もたっぷり。
宇宙人相手に商売してるナイジェリア人グループのしたたかさと乱暴さも(ナイジェリアから抗議は無かったのかな…)あいまって、もうどうしようもない隔離地区だけど、主人公におこるアクシデントから物語が展開。
ラスト近くまで利己的でどうしようもない主人公、高圧的な傭兵部隊、終わるようでいてこれが始まりかも?という昨今めずらしいラスト。ちょっといい話もある。3年後、どうなるんでしょう。
色々と想像させる、久々にいわゆる「海外SF小説」らしい映画でした。
あの野蛮なエビ達の中、一人だけまともそうなクリストファーの存在がちょっと不思議だけど、現実でもどうしようもない国に一人賢者が生まれることはあるなあ…と思わされました。少人数でも、クリストファーを応援する組織みたいなものは無かったのかな?と、そんなことも考えたり。なかなか面白い作品でした。
1995年、Steve Vaiが発表したミニアルバムです。 (時期でいうと、VAI「Sex & Religion」とSteve Vai「Fire Garden」との間です)
収録曲数は少ないものの、曲の質は極めて高く、バリエーションもあります。 7弦ギターでの独特なHeavy感が楽しめるtr.1 師匠Satriani風なHard Boogieチューン、tr.2 珠玉の美しさを誇るバラード、tr.7 などなど。。。
最も面白いのが、tr.5 「Ya-Yo Gakk」!!! Vai先生の御子息・Julian Vai君の「やよぎゃ〜♪」「う〜〜♪」といった声をサンプリングして、楽曲にしたもの。 ちゃんとした楽曲になっており、ジュリアン君は、ある種の「ロック・スター」になってます! ジュリアン君の声を、ギターでなぞったり、シンクロさせたり。。。Vai先生の愛情あふれる1曲です。 ホント、聴いてて楽しい!です。
また、日本盤には、Bonus Tr.「San-San-Nana-Byoushi(三・三・七拍子)」が収録されてます。 後年の「Alive in an Ultra World」では、 世界各国の伝統的な音楽を、いとも簡単に「自分のメロディー」にしてしまうという、離れ技を披露したVai先生ですが。。。 この曲では、「タ・タ・タン、タ・タ・タン、タ・タ・タ・タ・タ・タ・タン」という「三・三・七拍子」ハンドクラップが入っています。 とても面白い曲です。
このアルバムの遊び心を十分に堪能するには、日本盤をオススメします。
一巻は導入部ですね。 時代劇物かと思いきや、SF物です。 第一話ではなく第ゼロ話から始まる物語の最後のページをご紹介しましょう
さて、この複雑怪奇な物語、一体どこから語るが良いものか? ・人斬りーー否、エイリアン斬りの岡田以蔵か ・この怪しげな陰陽師の衣を纏った青年か ・はたまた滅んだはずの異人と同じ風体を持つ少年か ・いやまず語るにはこの不可思議な出で立ちの少女のことからにいたそうか
伏線が沢山張り巡らされており、 ーーなにせ第ゼロ話だけで一巻の1/3のボリュームーー 一巻で明らかになったのは原因の原因だけで、原因がどういう意図でもってSFなことをしでかしたのかも不明のまま。 上記の通り最低でも4人のキャラクターを掘り下げる形でこの物語がどう明らかになるのか、非常に楽しみです。
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