梨花は呼び掛ける、奇跡を起こすためにあの男へ。
羽入は信じる、信じる心が奇跡を起こせることを知ったから。
鷹野は神に立ち向かう、運命を弄ぶサイコロの目に左右されない力を得、神になるべく。
様々な観点から見てきた雛見沢の過去が終わり物語は再び運命の昭和58年6月へ、強い意志と意志とのぶつかり合い! 梨花達は運命を打ち破ることはできるのか!?
前作、罪滅し編からやっと皆殺し編が出ました。
大ボリュームの内容にほぼ満足です。
ただ、町会役員を説き伏せるシーンが大好きなのですがPCゲーム版の音楽と
曲を変えているので、盛り上がりのシーンがイマイチ足りない気がしました。
また声付きはアニメから入ったので、赤坂の声が違うのが辛いところです。
小此木に関しては彼の名前が出てくるまでにドラマCDを聴いておりますので
気にはならなかったのですが。
その違いで☆一つ個人的に引かせて頂きました。
「ひぐらし」原作ファンもこれならほぼ文句なしの内容だろうと思います。某コンシューマーゲーム、アニメ、特にアニメはひどかった、重要なポイントがほとんどカットされていて、あれじゃ「罪創り」編みたいな作品でした(だいたい5話、120分程度では「罪滅し」編は再現不可能)。 しかしこれはすごい。原作イメージを維持しながら、高度な声優劇で、時間を感じさせない6枚組、約7時間、ほんと切りどころが難しいCDです。
原作はテキストと音楽のみでしたが、それでも後半の転機となる、この章はとても興奮しながらプレイした記憶があります。文字だけでもすごいのにそれをイメージに合っている声優たちの演技がまた素晴らしい。とくに「レナ」役の中原麻衣さんの、L5症状の演技は鳥肌ものです。とくに5、6枚目は、いままでの惨劇を打ち砕く爽快さも併せ持っており何度も聞きたくなる傑作でした。
ドラマCD「目明し」編も相当の傑作ですが、あちらは凄まじいまでの暴力と、悲しすぎる惨劇がネックで(あちらも最後の曲で涙が出ますが、ほんとにつらい涙です)、個人的には何度も聞くのは苦痛だったので、今回の「罪滅し」は、「ひぐらし」の重すぎる悲劇や惨劇を乗り越えてきた人たちにぜひ聞いてもらいたいと思った作品です。
残りは「皆殺し編」「祭囃子編」、最後の最後の巨大な壁に立ち向かうこれまた期待大のシナリオ。まだまだ発売は先でしょうけど、このメーカーなら安心して待っていられます。
最終章は全8巻と長くなりましたがその分アニメでは省かれてしまった名シーンをほぼ全てコミカライズしてくれました。 作者の画力も鬼隠しの頃から比べると本当に上達しましたね。 最後まで作者の愛を感じました。 かりん先生、お疲れ様でした。
何故プレイして良かったかというと、勿論内容が良かったからですが、
出題編:うん、いいね!
解答編:え〜、がっかり〜
という流れが自分の中にあったからです。
解答編ではヒロイン達への愛着が失われていきましたが、この番外編で持ち直してきました。
だから、昼壊し編では富竹や大石を叩きのめしたくなりましたね(笑)
元々ヒロイン達が嫌いになったというより、(解答編の)物語が私に合わなかった影響なんですけどね。
賽殺し編は祭囃し編の後日談で、真の最終章といわれているようです。
梨花にとって、賽殺し編の世界は「理想世界」、祭囃し編の世界は「絆世界」だったのかなぁと思っています。
ボリューム感のある内容で良かったのですが、番外編で真の完結を観た気分になりました。
物語は本編で完結しましょうよ(笑)
昼壊し編は面白いですが、レナファンにとっては嫉妬に狂うシナリオですね(笑)
最後にレナが告白するシーンは良かったですが。
罰恋し編は腐っていると宣誓できなかったのでプレイしていません(笑)
封印されるような内容なので、その道の方にはオススメですよ。
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