美形のバイオリニストが昭和の歌謡曲をクラシツク風に演奏します。評者はシリーズ3枚を購入するはまりようです。戦後復興期の大ヒット「赤いりんごに唇よせて。。。。」の平和をかみ締めるような明るいメロディー、美空ひばりの絶唱を思い起こす「河のながれのように。。。」。その時代時代の生き様、両親の思い出などを重ねあわせながら聞くのもよし、一人の長旅でしっとり聞くも良し、ドライブ中にくちづさむのもよし。 色々な楽しみができます。 騙されたと思って、1枚試聴ください。
癒し系の曲がはやっている昨今、ひと味違った曲のオムニバスです。仕事の合間で、家で何かをしているひとときに、ちょっと流しているとリラックスできるアルバムです。 古い曲のようで古くないものがそこに流れている感じを知らせてくれるようなアルバムです。老若男女、年齢の差を超えて楽しめるものに仕上がっているものです。 心に響く何かかがあると思います。
音を紡ぐ・・という表現がピッタリな彼女。数多い作品の中でも、このアルバムが、いまだに一番大好きです。時々、無性に聴きたくなり、引っ張り出してきては聴いています。世界を旅しているような気持ちになり、日頃の疲れも取り除いてくれます。彼女の曲は、何故か切なく、懐かしい・・。私は、これからもずっとずっと、彼女の曲を聴きつづけることでしょう!
1999年10月28日、兵庫県内での幸田聡子さんの演奏会を初めて聴き、特にロマンスがいたく気に入りました。よく知っているCD屋さんが会場で彼女のCDを販売していたので、休憩タイムにロマンス入りの本CDを購入しました。そして演奏会終了後、そのCDに彼女がサインをしてくれました。以来6年間(ですぞ)この曲集を聴き続けています。しかもだ。気に入りのロマンスを耳コピーしてパソコンで楽譜を作り、パソコンにDTM演奏させるのだが。かっこうはついてると思うんだが。勝てんなあ。ヴァイオリンはすべて単音(ちがうかな)にしてなんとかついていけるが、問題は西脇さんのピアノ。これがまたきらびやかで流麗なのだ。そして当然ながら音が多くて私の力では耳コピーはムリ。四苦八苦ピアノ伴奏を自分なりに作ったが、やっぱり、残念ながら本物のほうがええわ。音色からして話にならん。それにしても幸田さんのネットリとした、まとわりつくようなヴァイオリンの音色、よろしいなあ。発音位置が遠からず近からず。弦をこする雰囲気がうかがえて臨場感がたっぷりあります。
21世紀に残したい歌Ver-1で歌謡曲の「北の宿」「津軽海峡冬景色」などをクラシックVnスタイルで演奏したアルバムを入手し、なかなか面白い取り組みで、他のアルバムも聴いてみたいと思っていた。 そんなおり、amazon.comで検索し、入手した。 面白いのは、Vnの名曲ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)と Vnで歌謡曲を演奏したスタイルが同時に聴けるユニークなアルバムであること。この比較で、幸田聡子が本格的なクラシック・アーチストであることが、理解できるし、Vnスタイルで歌謡曲に取り組んでいる姿勢が一時の遊びではなく、聴きごたえのある内容に仕上がっていることが 理解できる。「いい日旅立ち」は、最もお気に入りのトラックである。 Vnソナタ風に仕上がっており、「北の宿」「津軽海峡冬景色」の曲が ベスト3である。尚、「枯葉」はジャズやポュピラー・ボーカルでは多くのバージョンがあるが、Vnものは、初試聴で、重宝しています。
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