テレビシリーズが終わってから作られた、「スケバン刑事」最後の作品。 学生刑事VS学生刑事、ヨーヨーVSヨーヨー、装甲車・ボート・セスナ機(陸・海・空の戦い?)を使用するなど劇場版第一作とは異なった見せ場が盛り込まれ、時間も早く感じます。 淡い恋も描かれ、ちょっとドキッとするところも。 かなり無理な展開が多々ありますが…^ ^ 第一作で登場した「究極のヨーヨー」。 それに変る今回の特別なヨーヨーは、悪の学生刑事達が持つ3枚のナイフが装備されたヨーヨー。 扇風機のように飛びます。 残念な点はタイトルが「風間三姉妹の逆襲」なのに、ほとんど唯がメインの話になってしまったこと。 結花も折鶴を一度しか使わないし、由真にいたっては、ある理由でほとんど出てこない。 もともとの仮タイトル「ラスト・バトル」にした方が良かったかも。 オープニングで歴代サキのアクションが見られるのは、ちょっと得した気分。
マエストロの登場の代わりに雅さんが〜。
11巻はローゼンハイムでの話しが主でしたが、非日常的でおもしろかったです。
和田さんが書くので、少々スケバン刑事と似てるところもありますが、そこがおもしろいです。早く12巻が見たいです。
収録内容
・飛翔とね太郎
ね太郎と真琴のことが気になり伍堂家に潜むスズメバチ、真琴の指示で真琴の父を訪ねるね太郎だったが、その頃真琴が・・・
・飛翔とね太郎2
さらわれた真琴を助ける飛翔、真琴を心配し通学に付き添うね太郎にスズメバチは・・・
・飛翔とね太郎3
真琴に命じられ犯人にケリをつけにいく飛翔・・・事件にケリがついたのだが、真琴は飛翔とね太郎が同一人物かと・・・
・飛翔とね太郎4
飛翔の正体を暴こうとする真琴だったが・・・
・飛翔とね太郎5
飛翔の正体を暴くため、ね太郎の前で飛翔に姿を現すように指示する真琴の前に・・・
・プラス2
弁当を届けに真琴の学校に来たね太郎、彼が下級生に取り囲まれた理由は・・・そして真琴は・・・
飛翔とね太郎〜3までは真琴が飛翔の正体を疑うキッカケの話、飛翔とね太郎4〜5は飛翔の正体を暴こうとする話、プラス2は真琴のダイエット話となっています。
とりあえずこの巻で第一部完、次からは読み切り方式に戻した話になるそうです。(やはり飛翔はこちらの方がイイ感じがしますね)
単行本化に時間がかかりそうですが、ファンの皆様気長に待ちましょう(笑)
和田先生の突然の逝去。御冥福をお祈り申し上げます。
懐かしく思い出しコミックスが出ている事を知り
即購入しました。
作者の思い入れとノスタルジー、満載。読み手の希望に沿ってくれるような内容では
なかったし、本編ほどの勢いというか
ダイナミックさは期待できません。描かれた時代も違うので
本編主人公ほどの精神的な飢えや枯渇、孤高といった要素が無くなってるのも
仕方ないのかも。
ここまで展開させたんなら麗華の野望というか夢を完結させてほしかった。
本編の最終回を読んだ時に味わったような、え??これで終わり??みたいな
気分でした。作品よりもあとがきのほうが面白かったです。
読んでる方は不完全燃焼感が拭えなくなって、思わず本編一気読みしたくなりましたね。
ひさしぶりの和田慎二先生の長編!
ちょいとマイナーな雑誌の連載ゆえ、
かなり長い間気が付きませんでした…。
しかし相変わらずのストーリー展開と、
登場人物の可愛さにノックアウトされてます。
まだまだ続きそうですが、目を離せません!!
ぜひ、皆様も一家に1冊いかがでしょうか?
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