収録されているハイドンは1979年。旧CBSにおけるヨーヨー初のレコーディングです。24歳のヨーヨーが表現したい音 楽曲がここにあると思うとなんとも言えません。素晴らしくのびやかなチェロの音色。難しいことは専門家に任せるとしてこのCDはヨーヨーの原点かもしれません。この頃から ヨーヨーの音楽への取り組み方は変わらずに現在に至っているのではないでしょうか。60枚以上(私が所有している)あるヨーヨーのCDのなかで一番よく聴く曲がこのハイドンです。1999年、2004年の来日コンサートでも演奏されていました。
100曲の選曲が素晴らしい! これぞクラシック まさに星5つの選曲だと実感しています 家内と一緒に午後のひと時をクラシックで楽しむ生活はこれ以上ない贅沢だと思っています 悠々自適の生活に潤いの時間をありがとう さて 今日はCD4のモーツアルトベストを聴きながらのコーヒータイムと 朝からご機嫌の二人です
昔、浜松のアクト・シティへ、イ・ムジチを聴きに言った事がある。
2001年9月のテロの直後、10月位だった。
其の頃は、みずほのデイトレーディングは辞めて、タートル・スープ中心で
短期売買をしていたが、利が乗った玉をホールドしたまま、
クラシック・コンサートへ出掛けて行く等、「文化的生活」を
送っていた頃だ。
アクト・シティのコンサートでは、十八番の『四季』と、『アイネクライネ・
ナハト・ムジーク』其の他だった。『アイネクライネ』についちゃ、
イタリア人が、モーツアルトを演奏るとこんな感じなのか、と言うくらい
「のたああああああああ〜」っとして、其れなりに面白かった。
因みに、アクトの中ホールは、音響が良いので、この『ナハト・イェーガー』の
凄っげえ間延びした感じは、CDか何かで、忠実に再現しようとすると為ると、
巨大なリスニング空間と、スピーカーを中心にハイクオリティの
オーディオ機器が必要に為るかも知れん。
さて、パッヘルベルのカノンを始めとするこのCDだが、
聴き所は、矢張り、『アダージオ』である。他の演奏家と聴き比べて見ると、
「正調」としか言い様の無い、良い意味での「御手本的」な演奏。
スタンダード・「基準・標準」と言っても良い。
其れ以外は、ハインツ・ホリガーである。オーボエの、現代を
代表する名手の演奏が堪能出来る。最初は、イ・ムジチを聴きたくて
此れを買ったが、ホリガーのオーボエを聴きたくて、
『テレマン無伴奏オーボエ』を買ってしまった。
歳を喰うと、バロックばっかしである。
若い頃みたいに、シンフォニー聴いて、下手に「ロマンティック」な
気分に為ったりすると、相場に影響する事も有り得る。
他人は如何かは、知ら無いが、此れも「節制の一部」である。
他の方のレビューで、曲が途中フェイドアウトを覚悟していたのですが、実際は半数以上の曲はちゃんと終わりまで収録されています。 200曲もあるので、「うわあ、こんな曲も入れてくれてる」と、微かな記憶から呼び覚まされた曲名不明お気に入りも発見できます。 こうして一気に聞くと、クラシックは特上のポピュラー・ミュージックでもあるのだな、とその豊かさに感無量です。
バロック音楽を聴くようになって35年以上になります。ほとんどの曲がダブることを承知で買ったのですが、同じ曲でも演奏家によって表情を大きく変えるのがクラシック音楽の楽しみであり、言葉は悪いですがある種の「博打」でもあります。延原武春さん、豊田耕児さん、松本美和子さんといった日本の演奏家が聴けるのが、このCDを選んだ最大の理由ですが、今度の「博打」は当たりました。馴染み深い曲にもう一度触れたいと思う方、またバロック音楽にあまり親しみを感じていなかった方、どちらにもお勧めです。松本美和子さんが歌うヘンデルのアリア(オンブラ・マイ・フ、私を泣かせてください:間宮芳夫編曲)は見事だと感じました。皆さんが持つ音楽への「思い入れ」に応えてくれるアルバムだと思います。
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