CDの表面がレコード風にしてあって、これがまたなかなか良い。
iPodに取り込んで今から聞くところ(^^;
「吉田松蔭物語」は、友人の十八番でした。
久々に聴いて一緒にのみにいきたくなりました。
でも、カラオケではなかなか見ないんだよなぁ。
#「極め付けお万の方」はたまにカラオケで歌います(^^;
#但し、場の空気を読んでからね。
映画は
うす暗い廃墟に現れるマツケンの姿から始まる。
壁に書かれたさまざまなアジテーションの落書を
静かに通り過ぎてマツケンは姿を消す。
ここは象徴的なシーンだ。
そして本編が始まる。
街のテキ屋への潜入ルポをする妻夫木の姿。
新聞社の雑誌記者である彼はスクープを求め
自称・革命を志向する過激派のマツケンと接触。
なぜか中身のない(お前は何がしたいんだ、と問われると答えることができないような)
マツケンに振り回され
マツケンの無軌道な行動による殺人事件の証拠隠滅をしてしまう。
会社をやめ映画ライターとなった彼は
数年後、偶然、テキ屋ルポをしていたときの知り合いと出会い
彼のふとした言葉から、過去の思いが蘇り、せきをきったように
嗚咽する。
70年前後に青春時代を送った男が
個人的悔恨をつづったセンチメンタルな物語だと思う。
原作は発刊時に読んだが、内容についてはもうはっきりとした記憶はない。
敗北する男の物語みたいに評されてもいるが
泣く男の話だと思う。
描かれている舞台は70年前後の“揺れていた”世界ではあるが、
内容としては“理想”や“時代”といった大きなものとの葛藤をダイナミックに描くというよりは
より個に目を向けた、内省的な面のある作品として鑑賞した。
劇中でも語られる「ファイブ・イージー・ピーセズ」や「真夜中のカーボーイ」
などのニューシネマの映画を思わせるものだ。
新聞社社会部部長役で登場した三浦友和の迫力にびっくりした。
完全に引き込まれました。
特に、加瀬亮さんのショットは衝撃的。今まではほんわりとした優しいイメージを持っていましたが、儚く危うい美しさに釘付けになってしまいました。 劇団ひとりさんや大泉洋さんの普段とは違う一面も覗けます。
蜷川さんならではの世界観に息が詰まりそうになりました。
迷っている方はぜひ!買って損はしませんよ。
「L change the "L"」
LがL自身を変えていく、そんな話だと思います
コミック(アニメ)派のLを崇拝している人には、不向きかもしれません
また、ほかの人も書いているように「デスノート」としてみると、とてつもなく駄作です(苦笑)
「キャラ物」としてみると、楽しめると思います
個人的には、監督は代わってほしくなかったのと、南原氏はミスキャストのように思えた。
松田さんでいいのに・・・
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