正体不明なモンスターが突然押し寄せて人間を食いまくる、いきなり謎から始まる直球のホラー。 1巻2巻立て続けに読んだが、昔の漫画で白川まり奈の「侵略円盤キノコンガ」を思い出し、さらに洋画で「ミスト」を思い出した。 同じ路線ではあるけれども、なかなかオリジナリティがあっていい。 一言でいうと、単純に面白い。 書店ではほとんど置いてない、幻の漫画。 もうちょっと強く売り出してもいいのではないか?
よくある日常がとある事象で非日常へ一変するというのがホラー・SF等のセオリーだが、本作はそれに「謎の巨大生命体」(現段階では生物なのかどうかも不明)を選んだ。
寄生獣やサイレント・ヒルのクリーチャーの雰囲気を持った生理的嫌悪感を喚起させるデザインのそれと、平凡な男子高校生である主人公がどう関わっていくのか。
正直、広げるだけ広げたのは良いものの、どうやって畳むんだ!という風呂敷のような感が無きにしも非ずなのだが、あえてそんな困難な素材を選んだ気概に期待をしたい1作。
ちなみに舞台となる街は作者の出身地らしい。私は偶然にもその街に住んでいるのだが、いつもの見慣れた風景に異形のアレが存在する状況を想像すると……興奮する!!
B級モンスターパニック映画が大好きな自分にとって、日本のコミックでこの内容が描かれるだけでとても嬉しかったのでここまで読み進めていたのですが…、正直3巻までは可もなく不可もなく。 しかし、この4巻のラストには度肝を抜かれました。 まさかのラスト。ネタバレになるので詳しくは書けませんが…、誰がこのラストを予想出来たでしょうか? 次巻への引きとしては完璧です。今一番続きが気になる漫画かもしれません。
見事に”ブラックレイン”でトールタイプの怪物を仕留めたが、まさかの復活!それだけじゃなく、お台場の怪物が復活を遂げた!!「スフィア」には効果がなかった!??その頃新宿では…都庁へ向かう未来たちだが、道ずれ兵器「ザ・フォッグ」を発動する!トールタイプの怪物も…他の化け物も…兵隊も、都庁見学班の生徒も死に絶えた。地下トンネルに脱出した未来たちだが…地下にも怪物がいたのだった。氏家の導きにより何とか新宿へ脱出した未来、源、絢士、白崎、氏家の5人が生き残った。だが…逃げる際に3人の犠牲があった。ついに最終章へ…!!陽が“本部”へ搬送された。果たしてどこに!?この結末は……日本を出てアメリカ合衆国への脱出なのか!?それとも…
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