ジャケットの写真は新宿住友ビルディング。通称“三角ビル”と呼ばれ、このアルバム(1977年)が発表される数年前(1974年)に竣工した。当時はまだ新宿西口も高層ビルが少なく、それゆえ西口があたかもマンハッタンのように変貌を遂げつつある、まさにそのまっただ中にあって、時代の変化を体感できる重要なスポットであった。音楽もそれまでのフォークブームが一段落しつつあり、替わっていわゆる“シティミュージック”が台頭してくるのであるが、それは1976年に雑誌「ポパイ」が創刊され、また渋谷、原宿、新宿、池袋などを若者が闊歩する時代の到来と重なっている。60年代の街が討論と争乱の場であったとすれば、70年代後半の街は若者のステージであった。本アルバムは、そうした雰囲気をものの見事に伝えている。サウンドのアレンジ、詞の一字一句、そして大橋純子の歌から“街がステージになりつつある時代”の匂いを感じて欲しい。(なおこの時代のサウンドは、カーステレオで聴くと実に抜けがよいので、ぜひお試しあれ)
Harrisonの素晴らしさは今さら書くまでもありません。 英語は比較的簡明で、非常に良くまとまっています。 ただ、でかいし重い。持ち歩けません。
18th editionにはiPad版があり、私はそちらを購入しました。 highlightやannotationも付けられるし、検索が圧倒的に便利。iPad 3rdの精彩液晶で読めます。 またiOS5の長押し辞書機能が使えるので、読むスピードがかなり上がります。 $199.99なので値段的には少し安い程度ですが、iPad持ちであればおすすめです。サイズは1.2GB程度です。
大橋純子さんと聞いて音楽ファンの人もそうでない人も例の国民的ヒット曲2曲を思い浮かべる人が殆どだろう。 しかし、この実態はバンド形態の女性ヴォーカルの先駆けであったジュンコさんを知るファンとしてはなんともむず痒い状況だったのだ。 残念ながらその頃のアルバムも殆どが廃盤で、いまCDショップでその頃の音源を新品で入手するのは困難だが、ここに最適なベストアルバムが登場した。 名義が「大橋純子」ではなく「大橋純子&美乃屋セントラルステーション」となっていることからもわかるように、このアルバムはハード&ファンキーなサウンドが魅力だったバンドサウンドが満載されている。 コアなファンを自認する自分でも選ぶのに勇気が必要な「ナチュラル・フーズ」や浮遊感漂う「アラビアン・ナイト」ハードなシャウトが聴かれる「Feel So Bad」など聴きどころは枚挙に暇がない。 Enjoy! そして最近のバンドサウンドに回帰したアルバムも必聴ですぞ。
1. たそがれマイ・ラブ
2. シルエット・ロマンス
3. サファリ・ナイト
4. シンプル・ラブ
永遠の名曲です。
3社にまたいだシングル・コレクションでまさに35周年を飾る素晴らしい歌唱集だと思います。
しかし、「シルエット・ロマンス」「たそがれマイラブ」を新旧の録音で2つも入れるくらいならば、もんたよしのりとのデュエット「夏女ソニア」を入れてほしかったです。
でも、価格はお手頃で、リリース順で基本的に丁寧な作品集だと思いました。
|