ほり氏お得意の、「時代モノに現代ネタ(アイテム等)を自然にかぶせる」 というギャグの手法は第一巻と変わらず。 ただし、ちょっとネタ切れ感が出てきたかなー、という印象を受けたのも事実。
もっとも、そんな中でも、「大奥が『宝塚』化してしまっていた!」 というネタは実際にあってもおかしくない展開で、個人的には大爆笑しました!
これからも、まだまだがんばって描き続けて欲しいシリーズです!!
ベテランの阪神ファンなら、笑い泣き必至! もう最初の4コマ2本だけで、グッとくる。
90年代の暗黒ネタから2003年、2005年の優勝ネタまで、 どれも「ああ、そうだよなー」と思いつつ、 投げやりいうか、やりっぱなしのギャグに吹く。
阪神ネタ以外の、ナベツネネタ、パ・リーグネタも ある年齢以上のプロ野球ファンにはたまらんものがあるでしょう。
巻末のほりのぶゆきとしりあがり寿の対談も大人げなくて良い。
ともかく笑いたくてこの巻も買い、大満足です。時事ネタ満載!大河も、ラー油も!特にトイレの神様は思い出し笑いが続いています…。他にも沢山、吹き出し過ぎて、生活に影響出てきてます。薄くて小さく見えるカラー四コマな一冊だけど、ぎっしり載ってて小さい台詞も見逃せず、案外読み込むのに時間がかかり、充実。お値打ち品です。毎回、いつまでも読んでいたいのに巻末になり、また頭から読み直したりしてしまいます。
このシリーズ全体の評価については「花子さんがきた!!―学校のコワイうわさ (BAMBOO KID’S series)」を参照されたし。
この巻のでプッシュしたいのは「こけし橋のうわさ」である。
怪異と人間の被害者が入れ替わる話である。
アニメでは最も酷薄な話である「人食いランドセル」の小説版も収録されている。
「いい花子さんと悪い花子さん」も中々。
「ロボットのおもちゃが動いた」は、ただの悪夢としか思えぬような怪談である。
一つめに絵が多い。二つめに実例の紹介と解説が順序立てて書かれてある。 三つめに技術的論議に深入りし過ぎていない。 バランスの良い入門書です。教育プログラム用に活用しました。
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