この本は原題は Design Pattern Explained ですが、デザパタはどちらかといえば付け足しで、 デザパタの持つ仕組みが何のためにあるのかを説明する本です。
オブジェクト指向では、ソフトの拡張性をを確保し、変更に強いソフトを作るために OCP(Open-Close Principle) を使います。 そのために、共通性-可変性分析を行い、ソフトを設計します。この結果としてソフトの構造の骨格となるのが デザインパターンだというわけですが、この本はこうした設計の流れを教えるオブジェクト指向分析/設計のオーソドックスな教科書になっています。
デザパタはそれだけでは何のためにあるか判りにくいものですが、この本を読むと、オブジェクト指向分析の結果として必要不可欠なものであることが判ります。この本は、いくつかの具体的な事例(ケーススタディ)を示しながら、分析からデザパタの適用にいたるまでの設計の過程を追ってゆきます。
おそらく、デザパタ本の中でもっとも実践的で役に立つ本だと思います。
日本語を母語とする私には前置詞が謎である。 この本があれば前置詞すべてに理屈をつけて説明することができる のではないかという勇気が出てくる。 私は、この本に書かれている説明が理論的に正しいのかどうかを証明で きないし、現場で教えている一人としては、理論など2の次である。 英語を読み、書くという受験生のハードルを少しでも低く感じさせる ことが出来るのではないか。英語を教える人には読んでもらいたい。
In the six chapters on Atoms in Motion, Basic Physics, the Relation of Physics to Other Sciences, Conservation of Energy, the Theory of Gravitation, and Quantum Behavior, Richard Feynman uses his trademark technique of analogy to illustrate the way things work. For instance, he says atoms are 1 or 2 angstromes in radius, and adds that, if an apple is maginified to the size of the earth, then the atoms in the apple are approximately the size of the original apple. In this higly engaging book, the essentials of physics are explained in a clear and lucid style. Even those scientifically illiterate will find this book accessible and interesting.
やっぱり年末、年始はこうもりがぴったりですね。この入門ディスクは中身は盛りだくさんです。オペラのジャンルそしてオペレッタの解説、このオペラの背景の政治社会情勢や階級性、そして各章ごとの解説が手軽にまとめられています。世間一般の通念と曲が与える単純性とは違い、この作品は複雑怪奇なものです。特に、いつもわかりにくいのは第3幕の位置づけと背後に隠されているプロットですが、やはりこの部分についての説明はもうひとつといったところでしょうか。いまだにすっきりとはきませんね。第一幕や第二幕についての解説はそれなりに充実しているのですが。そう3幕の狙いはプロットを大上段に構えて解説するものではなく、あくまでもさらっと忘れて翌日に向かうものなのかもしれません。
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