なぜだかわからないけれど、カーアクションが無性に観たくなった。手持ちを確認してみると、"マトリックス リローデッド [DVD]" はバイク、 "ボーン・アイデンティティー 【プレミアム・ベスト・コレクション】 [DVD]" はぼろぼろのミニ、としっくりくるものがなかったため、タイ トルにつられて本作を購入。冒頭から美しいBMWの激走を観ることができ、満足至極…途中から「カー」がなくなってふつうのアクション映 画になってしまうけれど。
オレンジのさっぱりしたジュース!
そこにいい感じで微炭酸が効き、美味しいです。 柑橘系のジュースが好きで、レモンやグレープフルーツなどが好きな方には、特にオススメです。
例えると、レモンスカッシュよりも炭酸が優しく、酸っぱくない、飲み易い
思えばL・ベッソンとも東京ファンタで観た「最後の戦い」以来のお付き合い。御大スピルバーグの系譜からは決して生まれてこなかっただろう数々のプロデュース作の代表が「TAXI」シリーズ、そしてこの「トランスポーター」シリーズだ。お世辞にも巧みとは云い難い彼の脚本だが、その軸となるワン・アイディアの映画映えすることといったら! 「YAMAKASI」や「二キータ」がなかったら世界のアクション・エンタテイメント・シーンは随分と味気ないものになっていたのは間違いないだろうし、本シリーズもどこかで観たようなピースのモザイクでありながら見事なL・ベッソン印となっている。タランティーノ先生とは違ったアプローチながら、なんだか昔の東映アクション・コメディ路線みたいなパワフルな下世話さがイイんだよね。
いつまでたってもチャイニーズ・マフィアと骨董屋の老人しか出して来ないハリウッドなんかよりも元々アジア系との親和性の高いフランス映画だが、シリーズ第一作なんてJ・ステイサム出てなかったらほとんどJ・チェン映画の骨組みだし、香港映画ばりの荒削りな魅力がパンチの効いた怪作だった。ヒットを受けての第二作目はかなり映画らしく(笑)なり、世間の評判もおおむね右肩上がり。ホップ・ステップときてパート3でさらに成功した例ってあまり無いように思いますから本作は健闘してるほうかな。
ジェイソン・ボーンじゃないけれどシリアスに引っ張るのは2・3本が限界ですが、最初から基本お笑いの感覚でやってるからこそ、のシリーズなのでまだまだ大丈夫。主人公の矜持が…?とお嘆きの方が多いようですが、もともとそんなにお行儀の良い主人公では無かった様な気もしますし。ニコリともせずに演ってるから成立してますけど、そもそも行動自体はギャグですからね、運転手君。
…といっても出世したMr.スティサムの方がこの先出てくれるかどうかは…(笑)。
このシリーズ、パート1も2もどうもしっくりこなかったが、このパート3は意外や意外、面白くて楽しめた。 ストーリーは単純明快。中だるみもなく、主人公のかっこよさ、ヒロインの魅力、悪役の憎たらしさ(「プリズンブレイク」の俳優!)、 どれもがバランスがとれていて、しかも想像通りにストーリーが進む。 カ・イ・カ・ン! しかもヒロインのウクライナ人は、映画初出演でしかもスカウトされたときは美容師だったらしい。素人の割には驚くべき演技とソバカス。
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