アメリカのテレビコメディ、「じゃじゃ馬億万長者」「奥様は魔女」「おかしな二人」最近では「フレンズ」…。
どれも好きなのですが、
日本のシチュエーション・ドラマというジャンルの最高峰を作り続けているのが、
脚本・監督の三谷幸喜です。
公開された当時、主役の唐沢寿明に違和感を持っていたのですが、
その後の彼の活躍とCMや時折紹介される彼の素顔を知ることによって、
三谷幸喜ワールドを見事に体現していくアクターになりました。
この作品は何といっても話の進め方(脚本!)が白眉なのですが、
ラジオドラマを作る舞台裏が実にうまく描かれていて、
映画や演劇やラジオドラマ好きにはたまらない世界を紹介してくれます。
見た人はおそらく、警備員役、藤村俊二のひょうひょうとした演技を語りたくなるだろうと思いますが、
彼の存在こそがこの作品のキーポイントだと思います。
ぜひ、三谷ワールドの最高傑作を味わってください!
真央さんを見ていると、とても舞台歴30年とは思えません。彼女の大ファンとしてこのCDを是非お薦めします。買って後悔はしないと思います。是非真央さんの素敵な歌声を聴いてみてください。
どうしようかと迷っていたけれど、
どうしても、読みたくて注文して
昨日届いた。
「アクチュール」に連載されたものを
まとめてあるものだが、およそ380
ページに渡って、18人の俳優たちの、
その時々に「挑戦」していた映画、舞台
に向かう彼らの姿をインタビューや舞台
稽古する姿、また周りのスタッフ、共演
者などからみた姿など、多角的にとらえ
て、その時、彼らが何を思い何に向かって
いったのかを浮き彫りにしている。
彼らの真摯さ、そして、決して目をそらさない、
その姿がかなりぐっとくる。
そして、それぞれの「今」の姿が、最後に
載っているのも嬉しい。
値段的には高いかもしれないけれど、18人の
俳優たちの思いを、取り組み方を知りたいと
思う人は読んでみるのもよいと思う。
唐沢寿明がとても苦労してここまできたのが わかり、だから今、あれだけすばらしい演技 ができるのだと解釈しました。 山口智子はもっと一人で何でもやっていくよ うなイメージがありましたが、実はとても かわいらしい、笑顔の素敵な人だと知り、 前より好印象を抱いております。 この二人をいつまでも応援していきたい気持 ちになる本です。
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