実際の富士山レーダー設置にかかわった皆さんの逸話はNHKのドキュメンタリーで見られます。 どれだけの難事業、難工事だったかは、この裕次郎さん、勝新さん、渡さんたちの映画がわかりやすい。
富士山レーダー自体は、1999年にその役目を終え、気象衛星がその機能をひきついでいます。 また実物は富士吉田市に移設され、記念展示されています。
現在でもなお、富士山の山肌では多くの方々が、防災工事にたずさわっています。 新幹線に乗り、富士山を見上げるとき、この山頂にそれこそ命掛けの工事を行ったヒーローがいたことを思い出す。
日本のテッペンでがんばることの大切さがここにある。 地味でも、普段はいがみあっていてでも、いざというときに力を合わせること。 天候も、ほほえんでくれるかもしれない。 裕次郎さんの産業名作映画のひとつだと思う。
プロダクトデザインの全体感を把握するには適した一冊だと思います。
ただ知識としての情報を得るという意味では良いのですが・・・。デザインの価値に対する気づきにつながるコンテンツが欲しい気がしました。
なぜ日本のユーザーはデザインに対する要求が高くないのか?欧米、アジアと比べてどうか??日本のマーケットに慣れ親しんでしまった技術者、デザイナーに気づきを与えるために、未来の製品開発におけるデザインの重要性についてもっともっと伝えて欲しいと思いました。
温かく 可愛い 人間らしい優しい映画です
ただ 小栗の声が小さいからボリューム大でご覧下さいって感じです
主演の山崎努もまだ若く、達者な根室弁や佇まいからも根室の漁船の船長を見事に表現。 漁業問題=漁獲量削減や廃業問題、北方領土問題と逃げた妻など、テーマも重苦しいが 最後には多少の救いのある話になっている。 主演の山崎努は文句なしに素晴らしい、流石に番組タイトルより先に名前がクレジットされるだけある。 父山崎と漁業を続ける、次男役に当時かけだしの織田裕二、フレッシュな魅力に溢れている。 山崎と対立する漁協幹部には、山崎の敵役と言えばこの人・佐藤慶。 妻の両親役の松村達男・清川虹子、老漁師の大塚周夫(声優として有名)も素晴らしい。 そして逃げた妻役の三田和代の演技も、鬼気迫る迫力。
伊丹十三の先天的な才能が大爆発した様な快作。 性欲、物欲も全ては食欲に通じている事を本作では、暗示している。演者について言えば役所広司、宮本信子、山崎努を初め端役の方までみんな演技うまい。下手な人は1人もいなかった。ちなみに山崎努出演作品の中で、一番好きな映画です。
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