ウッディ・アレン作品の中でも、特に好みの作品がBD化されました。
個人的にはアレン本人が出演している作品にはどうしても馴染めないのですが、このイギリスを舞台にしたサスペンスは彼の作品群の中でも素晴らしく、アレンファンでなくても楽しめる作品です。
残念なのは、ジャケットデザインと仕様です。
とりあえず、HDマスターがあるので、適当にBDを作りました。という感じの適当な商品パッケージにはがっかりします。
いくら作品が好きでも、この仕様では購入したくないです。
映画に愛のないスタッフが、なぜこういう素晴らしい作品を流れ作業的にパッケージ化してしまうのか?
疑問が残る商品です。
作品は★★★★★ですが、日本人スタッフの怠慢でマイナス★とします。
最近、気になる女優の一人になったスカーレット・ヨハンソンについて知りたくてこの本を買いました。「ママの遺したラヴソング」を見て、彼女のアウトローなティーンエイジャーの役が、ジョント・ラヴォルタとガブリエル・マクトと共にとてもいい雰囲気を出していて、すっかりファンになってしまいました。
「のら猫の日記」「モンタナの風に抱かれて」などのスカーレットの子供時代の出演作から、2008年公開の「私がクマにキレた理由」まで多くの作品が、共演者とともに紹介されています。
この本の良いところは、スカーレットのエネルギッシュでセクシーな魅力が、たくさんの写真とともに表現されているところです。映画のプレミアや、トニー賞、ゴールデングローブ賞、ヴェネツィア映画祭などのパーティーでのドレス姿や、家族との写真、ウッディ・アレンなどの監督や共演者とともに映ったたくさんのショットが、彼女がみんなから愛されていることがわかりちょっと楽しいです。
ただ、残念なのは、文章がいろんな雑誌のインタヴューなどの引用が多い点です。本人が書いた本ではないので、仕方ない部分もあると思いますが、次回は本人が著書を出してくれたらいいなあと思います。
往年のヨーロッパ名作サスペンスよろしく、ロンドンを舞台に、ある 男の成功願望物語。 一方では、富と実業での成功を手中にしながら、もう一方では、 肉欲を他の女性に求め、両立できないほど追い詰められると、なんて 自分勝手な行為。という彼の生き方を、運命と偶然のいたずらを 巧みに使って観客の度肝を抜く、上質のサスペンスです。
アクションやドタバタしたカット割、どっかでみたような焼き直し が氾濫する中、このウッディ・アレンの秀作は、これぞ、上質でセンス の利いたサスペンス映画と言える、才能の結集といえます。
ただ、男の立場から主人公クリスに共感しながら、ハラハラ観ることは できますが、一方、女性からみると、こんな身勝手で生かしておけない 男はいない、というほど意見はわかれるかもですね。でも映画としては 大変よくできていて、相当面白かったです。
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