革命を押し進める民衆の描写が生き生きとしていてすばらしかった。(登場人物のキャラクターがそれぞれ個性豊か) それに対する宮廷の優美なシーンにはウットリとさせられました。(王妃や女官のドレスがキレイ) 亡命貴族達の描写も他の映画では見られない面白さでした。(忘れかけているダンスをカップルがお互いに思い出しあったり、のんびりと優雅で時代ボケしているというか・・) 数々の場面で大規模なロケをしているらしく迫力も満点でした。
この映画では、「フランス人の視点から見たフランス革命」というものを見ることが出来ます。その為か革命側も貴族側も両方とも善者として描かれているところが面白かったです。登場人物では唯一、王妃マリーアントワネットが悪役として描かれていたのも意外なところでした。当時の庶民と特権階級の人々の生活感のレベルの違いが、とても対比的に表現されていて興味深かったです。 この映画では他のどのフランス革命関係の映画よりもダイナミックに「チュイルリー宮殿襲撃」の場面が再現されており圧巻でした。 ただ、国王一家が歩いて宮殿を逃げ出す場面には??と感じてしまいましたが、とてもスケールの大きな映画だと思います。
試合前のモチベーションを上げるために購入しました。
全体的には買って損ではなかったかなと思いますが、
一番期待していたチャンピオンズリーグ(ハイネケン)の
音楽は、あのサビ的は部分はなく、本当にクラシックの部分だけで
TVでよく聞く合唱付きの音楽ではなかったのが
残念です。
その他は良かったかなと・・・。
フランス革命を描いた数ある映画の中で、本作はその最高峰と言ってよいでしょう。革命側のメインキャラにダントンやマラー、ロベスピエール等の指導者ではなく、無名の民衆が当てられているところに、時代を変革していくのは権力者ではなく民衆の力であることが見事に表現されています。旧時代の価値観にしがみ付く王や貴族たちの滑稽さや、ハリウッド映画等では美化されがちなマリー・アントワネットの辛辣な描かれ方等に、ルノワールのリアリズムに徹した歴史観を感じました。
「かつて自由とは、民衆にとって身分違いの女に恋するようなものだった・・・だが俺たちの努力で、恋人は民衆の腕の中。まだ妻ではないけれど、完全に自分のものにするには苦労するだろう。でも知り合えたんだ。たとえ引き離されてもまためぐりあえる」(主人公アルノーの台詞)
そう、自由は空気のように当たり前にあるものではなく、闘い取るものなのです。自由も民主主義もまったく形骸化してしまった現在、その意義を思い起こさせてくれる名篇です。
吹奏楽大好き人間です。
このCDはマーチをバーンスタインとニューヨークフィルで演奏したものです。
一度聞いたら、このアップテンポにはまってしまいます。
マーチのすばらしさを再認識させてくれるCDです。
私の大切なCDの1枚になっています。
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