disc1〜2は有名映画で使われたクラシック曲とクラシックではないスター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リング、タイタニックなどのテーマも混ぜられています。ジョン・ウィリアムズやモリコーネなどの映画音楽もクラシックの名曲に引けを取らない傑作であるとあらためて気付かされます。
disc3からは映画のテーマ曲は無くなってクラシック曲ばかりになりますが、disc3では主にモーツァルトの曲が収録されています。disc1〜5にモーツァルトの有名曲はだいたい収録されています。
disc4はピアノ曲が集められていてナインマンのピアノ・レッスンの曲で幕開けです。このdisc4が一番のお気に入りです。
disc5は映画の中で使われたオペラ曲が集められています。
disc6はバッハを中心としたバロック曲がメインになります。
discによってカテゴリー分けがされているので、ピアノが気に入ればまた別のピアノのCDに行けばいいし、自分の好みのジャンルや作曲家が見つけやすくなってます。
ほとんどの曲が一度は聞いたことのある有名曲ばかりなので、映画が好きでこれからクラシックを聴いてみようかなと思ってる人には良い入門CDだと思います。
演奏は普通。原曲を知っていると、アレンジがちょっと気になります。 イージーリスニングとして聞くにはいいかも。
価格は同じクラシック系では3,000円と平凡だが、6枚組は想像していたよりもボリュームが多い。
クラシックにこだわりのある人はこの選曲は許せないかもしれないが、それ以外の人なら楽しむことができるだろう。
6枚のCDはそれぞれ異なるコンセプトで選曲されているので自分が好きな曲調を選んで楽しむことができる。
さまざまな音楽家や楽団の曲が収録されているので、自分に合うものを探しているときには便利な1枚。
このCDで幅広くクラシック音楽を聴いてみて、もし気に入った作曲家がいれば次はその作曲家の音楽を買って深く掘り下げてみるというのも良い。
クラシック音楽に興味を持っているが、何から聴いたらいいか分からないという方にもおすすめする。
自分のお気に入りの1曲を探すことができれば、生涯の友として長くつき合うことができるので幅広く聴くのは悪くないと思う。
天使の声を持つソプラノ歌手であるバトルとアメリカのギター界の重鎮であるパークニングのソプラノ+ギター伴奏です。音量がソプラノとギターではだいぶ違うのですがこの演奏はうまくバランスしております。
バトルの美しい声とパークニングの名演が奏でる演奏は大変すばらしいもので、何度聴いてもまた聴きたくなります。特に6つの黒人霊歌は他に聴くことが出来ない名演奏です。
ソプラノの世界的な名手であるキャスリンバトルと、アメリカの生んだギター界の巨匠であるクリストファーパークニングの夢の競演です。バトルのソプラノは天の声と言われている素晴らしい美しい声で聴く人を夢の世界に連れてゆきます。またパークニングのギターの音色も大変美しくて、バトルの歌声をうまくアシストしております。ゴヤのマハ等はギターの奏でる曲の中にバトルの声がうまく調和して素晴らしい演奏となっており私は特に好きです。ギターとソプラノの組み合わせの場合、音量の関係でギターの音がよく聞こえないのではと心配しましたが、ギターもソプラノもそれぞれ美しく録音されております。巨匠同士の組み合わせの貴重なCDと考えます。
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