「シティー・ハンター」は1985年から週刊少年ジャンプに掲載されたハードボイルド(?)漫画。スケベだが腕は超一流のスナイパー、冴羽リョウが主人公。ボディーガードから殺人、ちょっと変わった仕事までお金というより美人度で仕事を受ける助兵衛なリョウとそれに激しくつっこみをいれる槇村香のドタバタハードボイルドといったほうが正しいやも。まわりのサブキャラも見た目がイカツク、迷彩服着て軍用ジープにのり、武器にやたらと精通しているくせに女性の前ではてんで駄目な海坊主などの愛らしい面子が登場しあきない。ジャンプ黄金期を支えた名作漫画。その本巻、犯罪組織ユニオン・テオーペに命を狙われた冴羽と香は、組織の幹部である男爵(バロン)を葬った。怒りに燃える親衛隊の将軍(ジ??ネラル)は巧妙な罠を仕掛けて、冴羽を抹殺しようとたくらむが・・・。
これが最終巻かな?と思いつつも最後の回はあまりにもシティハンターワールドではよくある出来事みたいな展開で終わってしまい、ちょっとこれで終わりを当時飾ったのかと思うと歴史が長いシリーズだけに残念かなとは思います。
収録されてる4話の最初は香が美しくおめかしして香とは知らない・・・?「りょう」とデートをする話、いつも男勝りで100tハンマーを振りまくってるイメージの香から一気に180度変わるような意外性のある展開で面白い、最後にりょうの気持ちや実は・・をさりげなく演出させてるところもまたシティハンターらしいなぁと感動します。
3話では過去の話としてりょうのパートナーだった槙村との出会い?みたいな話が描かれていて、これもまたファンにとっては懐かしいキャラの登場に嬉しくなるのではないでしょうか。
ちなみに1話ではりょうがナンパする相手に意外なゲスト人物が登場しています、明確な姿ではありませんが、りょうを○○い投げしたり、声や髪型などからして柔道ガール・・・
「シティハンター」は、テレビで流れていた映像と楽曲のシンクロがとても高かった作品だと思います。TMネットワークの「GET WILD」が強い印象を残していると思うけど、それ以外の女性ボーカル陣による楽曲は単にヒットするか否かという基準でなく、主人公である冴羽僚の逞しさや優しさ、そしてそこに見え隠れする孤独感を伺わせるような世界観が見事にマッチした作品ばかり。TVアニメシリーズ終了後のスペシャル番組のテーマ曲も入っているので、時期的に漏れるような曲も特になしだからお得感も倍増です。時にハードなロックチューンで、時にスローなテンポのバラードでアニメ作品を彩った収録曲たちに捨て曲は一曲もなし!!!個人的にはシンセ等が組み込まれた都会的なサウンドと空を突くような高音ボーカルがスリリングな作品世界の情景を見事に表現したPSY−Sの「ANGEL NIGHT〜天使のいる場所〜」がお勧め。ずっと聴きたかったので今作をGETして早速ヘビーロテーション中です。あと、TMネットワークの「STILL LOVE HER」も胸に染みる名曲ですね。冬の街の中で僚とかおりが仲むつまじく身を寄せ合うエンディング映像がこの曲を聴くたびに浮かんできますね。
2枚目のディスクにはスペシャル版のテーマ曲が多く収録されてます。キワモノ系(笑)もあるので、バリエーション的には楽しめます。そんな中でもアン・ルイスの曲が頭ひとつ抜け出たクオリティを放ってますね。誰でも一度は聴いたことのある曲だし、テーマ曲としての完成度も高い。「いかにもアニソン」ではなく、付かず離れずながらも聴いた瞬間にアニメのことを思い出させてくれる。そんな良曲たちがこのCDには収められてますよ。
シティーハンター1のハードボイルド感はリョウがかっこいい感じ、2のハードボイルドもありつつ、香とのからみギャグでこれはこれでよし、3は原作ともかけ離れていまひとつ、`91は原作にわりとそってやっているし、リョウも海坊主も渋さが出てきてかっこいい。リョウと香の関係もずっとあったかいものに変わっていくところもいい。
相変わらず、曲がいいなぁ〜
シティーハンターはOPEDも素敵な物ばかりですが、挿入歌もいい物が多いです。
使われているシーンにも合ってる物が多くて、曲を聴くとそのシーンを思い出せる物も結構あります。
一期の後半から使われはじめた「FOOT STEPS」などは聞くと'がパイソンもって歩いてくるシーンが
浮かぶ方も多いと思います。
人気の高い「WITHOUT YOU」や「FOREVER IN MY HEART」なども入っています。
また、キャラソンの「CHANCE」や「街中sophisticate」なども入っています。
こちらは聞くたびに'ちゃん・・・それ自分で言うの照れない?とつっこみを入れたくなります。
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