1st、2ndとを元the dBsのクリス・ステイミーがプロデュースしたことで話題となったノースキャロライナ州チャペルヒル出身のバンドの3rdアルバム。 今作からプロデュースはKEITH CLEVERSLEYに代わっているが、とにかくすばらしいの一言。捨て曲一切なし。バーズから脈々と受け継がれるギターポップ、パワーポップの超ど真ん中。3人のすばらしいコーラスに2本のギターが絡み合う様には目頭が熱くなります。 is this music (teenage fanclub tribute)にも参加しています。
成虫となったカゲロウが生きられるのは、わずか一日。 だから、その日に体験することは、初めてにして最後のことばかりなんですね。 そんなカゲロウの視点で、まわりを見渡してみると、あたりまえのことが とても新鮮で いかに有難いことかが、じんわりと伝わってきます。
今日もどこかでカゲロウが一日を過ごしているはずです。 カゲロウは生まれる世界を選べるわけではありません。 どうか、最高の日になって欲しいと願うばかりです。 もちろん、あなたにとっても。
関連したテーマの絵本として「セミくんいよいよこんやです:工藤 ノリコ」 もおすすめです。
SOADのサージ・タンキアンが立ち上げたレーベル、「サージカル・ストライク」からデビューした、テキサス出身のバンド。
レビューで軒並み高評価ですが、噂にたがわずいいアルバムでした。さすがサージ、お目が高い。
不思議な音楽性ですが、強いて分類するならプログレッシブ・メタルなんかのジャンルに収まるんでしょうか。
曲の良さについてはみなさん紹介してくれていますが、「カゲロウからのお話;私があなたに三度言うことは真実です」というアルバムタイトルもいいです。
(ルイス・キャロルからの引用かと思います)
独特な詩の世界も魅力です。
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