AC/DC LIVE’77:AT THE HIPPODROME GOLDERS GREEN LONDON [DVD]
メンバー皆、手抜き無しのいい仕事をしてます。
特にアンガスが今と全然変わらないパフォーマンスで、素晴らしいです。歳をおっても変わらない、今の方が凄いのかな?
ただ、PAがマルコムとクリフのマイクを上げてなかったのか、"T.N.T."のコーラスが聞こえず寂しかった。後半は上がってたが・・・
まぁ、AC/DCがまだまだの時代だから致しかたないのかなぁと思います。
映像、音ともに荒いですが、諸々含めて、デビューから2年後の貴重なライブ映像(7曲)です。
ボーナストラックとしてプロモビデオ5曲入ってますが、”HIGHWAY TO HELL”以外は『Family Jewels』に収まっているので、そこまでグッと来なかったです。
『Family〜』を持ってない人は見て損はないです。
パッケージに日本語字幕と書いてましたが、特に日本語の字幕が無かったのは気のせいでしょうか?でもインタビューとかは無いので、支障なしです。
AC/DC: LET THERE BE ROCK -ロック魂- [DVD]
ある意味、バンドが最も熱かった時代の貴重な記録。今ほどの「スタジアム級モンスター・バンド」ではないけれど、バンドのエネルギーと人気が臨界点に達している様子が手に取るようにわかります。
ライブ映像は、アングル、カメラ台数、編集内容など、時代を感じさせるものですが、最近の「過剰加工ライブ映像」を見慣れた中にあって、むしろ本物っぽさが醸し出されていて好感が持てます。ところどころに挟みこまれているオフ・ステージの様子も、メンバーの人柄をうかがい知ることができて、親近感を深めることに成功しています。
そして、ボンがいない悲しみもまた、深く感じてしまいます。
ボンはやっぱり凄いです。カリスマ性と存在感が格別です。
アンガスもやっぱり凄いです。若いだけあってアクションの「キレ」が違います。
伝説のバンドの伝説の時代。まさしくこれは、伝説の記録に他なりません。
100分間正座で観賞。観終わったら思わず合掌。そんな作品です。
特典映像は、AC/DCフリーク(マット・ソーラム、リック・アレン、レミー、スコット・イアン・・・)が、AC/DCを語りつくします。まあしかし、単なるインタビューのつなぎ合わせ。「冗長」な感も否めません。もう少し工夫が欲しかったです。「字幕付き」(日本版)でないと楽しめません。(他の方のレビューに、「輸入盤ブルーレイには日本語字幕付き」との情報もありますが。)