ちゅーかな雀士てんほー牌娘SPECIAL 初回限定
ぶっちゃげ内容はPSPやPS2と全く同じです。
思考ルーチンや「配牌時にイーぺーコーやチートイツが狙いやすい」という所までPS2と一緒です。
違いは「結界石探し」のシーンで『胸が揺れる上、喘ぎ声が聞こえる』のと
いかさ・・・もとい必殺技使用時にフル画面でなく割り込み表現になっているという所くらいです。
改善点として「九尾の狐」が『強制流局』にしてくる確率が減った所です。
PS2の時はあまりにも多すぎて小一時間かかった事がありました。
それが修正されたところでしょうか?
ちゅ~かな雀士 てんほー牌娘 Remix
ジャレコ社が、かの『アイドル雀士スーチーパイ』の姉妹編としてPS2にて制作した同名タイトルのリミックス版。もともと非常に『スーチーパイ』を強く意識した作りとなっており、園田健一氏によるキャラクターデザイン、スーチーガールズとも称された声優陣(かないみか・高橋美紀・こおろぎさとみ・西原久美子)の起用、けれんみたっぷりのイカサマ技の演出、ギャグ満載のトークシーンとお色気たっぷりのグラフィック等がウリの作品でした。
今回PSP、DS両携帯ゲーム機にリミックス版として移植された訳ですが、双方の特性の違いから、かなり印象の違う移植となっている所は面白いですね。
このPSP版は、原作のPS2版を忠実に移植したという印象が強いです。9つの殺生石を集めよという西太后の密命を受けた雀士・鈴鈴鈴が、日本にいる殺生石の所有者と麻雀バトルを繰り広げるというのが大まかな流れですが、グラフィック、アニメ、音声いずれもPS2版に何ら劣る事無く移植されているのは流石ですね。
特にこの作品、声優陣のレベルが高いだけに、トークシーンがちゃんと再現されているのは非常に嬉しい。また最初のパートナーを誰にするかによって6通りのシナリオが楽しめ、各キャラクターの掘り下げもしっかりされている上、それぞれのグッドエンド後には各キャラのイメージソングがエンディングとして流れるのも原作通り。キャラクターの魅力が十二分に伝わってきます。
オリジナルのオープニングが新作されている点や、「お探し場面」がアニメーションする点、そして各キャラの「お探し場面」や「対局動画」を取り出して楽しめる人物図鑑といった要素も、グラフィックに強いPSPの特色を充分に活かした移植といえますね。ややロードに時間がかかり、全体にテンポが悪く感じられるのは残念ですが、原作の魅力をしっかり再現した移植はなされていると思います。
原作ファンにはこちらをお薦めしますね。