頂上体験~曇りなき世界~SA-CD SHM仕様~聴き比べサンプラー
昨日このディスクが届きました。1枚目がSACD-SHM仕様(2チャンネル)、2枚目がSACD/CDのハイブリット盤です。まず、2枚目のSACDを視聴。やはり鮮明度、音域ともに納得。続いて1枚目のSACD-SHMを視聴。えー、こんなに違うの?続いて、2枚目のCDを聞いたら、とても聞くに堪えないものでした。説明通りハイブリット盤の音質の不利な事と、SACD-SHM盤が最上な事が認識され、2枚目は1回のみの視聴で2度と聞く事の無い盤となりました。また、選曲も絶妙。仕様の違いが明確な曲ばかりです。10ccやjazzの「コルコヴァード」、クラシックの「バレエ≪春の祭典≫から いけにえへの賛美〜」などを聞くと、必ずSACD-SHMに買い代えを考えさせられ、何時の間にかアマゾンより検索、ウオッチリストに入れている自分に驚きました。また、既に販売完了ですが、スティーリー・ダンのAjaのSACD-SHM盤も欲しいですし、私が多く所有するハイブリット盤の買い代えまで視野に入れなければなりません。この調子でキング・クリムゾンまで発売されたら〜。考えるだけで、恐ろしいです。SACDデッキをお持ちで、部屋が広く、資産がそれなりにある方が覚悟して購入下さい。それがこのディスクの本来の企画です。
Live
数あるMarvin Gayeのライブでもカナリいいものだと思います。リマスターで音質も向上していますし、ジェームス・ジェマーソンのベースは際立ってます。ってか、リズム隊がタイトでかっこよかです。ジョン・ポールジョーンズの元がこのベースにあるらしいです。
マーヴィン・ゲイ物語 引き裂かれたソウル (P‐Vine BOOKs)
ソウル・ミュージックをアートにまで高めた男。
だけど、アートなだけの音楽にも反抗してみせた男。
今日が永遠への出発点だ、なんていう詩人のようなMCをする音楽家。
それが本書の主役、偉大なるマーヴィン・ゲイ。
彼が作り出した音楽_例えば"What's Happening Brother"のストリングスの旋律_と同じ悲しみを湛えたこの物語、全ての黒人音楽愛好家に読まれることを願います。
2段組・350ページ超のずっしりと重い本書、夜中に少しづつじっくり読み進めて欲しいです。
レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
今月号の本誌を見てびっくりしました。なんと表紙がキャンディーズ、当然キャンディーズ特集です。この雑誌、日本人特集は割合少なく(大滝さん関係は別)、しかも、いわゆるアイドル・・・私にはあまり覚えがありません。
奇跡の9カ月に何が起こったのか?は、キャンディーズの解散宣言から実際の解散に至るまでの内幕を描いています。解散宣言があったのは、サマージャック’77の初日でダンシング・ジャンピング・ラブを歌い終わった後で、3人は意を決したように、今年の9月に解散します・・普通の女の子に戻りたい・・いわゆる普通の女の子宣言です。普通の女の子とは、要は精神的な自立と安らぎだろうと筆者(伊藤さん)は推測しています。そして、3人がどうしてもキャンディーズに決着をつけたがっていた事も事実です。8/2記者会見が有り、キャンディーズとしての活動は、’78年4月まで引き延ばされる旨が発表されます。これを境に、各々が夢に向かって羽ばたこうと決めたのなら、それを尊重し、最後まで全力で支援しようとフアンは、一気に結束しました。また、日ごろの彼女達の態度を見ていたいわゆる業界人の多くもも彼女達の行動に加勢しました。そして、運命の’78年・・2/25微笑がえしで念願の初No1ヒット、そして、4/4 5万5千人を集めたフアイナルコンサート(2日で完売)、しかし、裏側では、警察の再三の中止要請、その他色々あったらしです。加藤さんのコメディアンとしての魅力。いかにもこの雑誌らしいレア音源/別バージョン/ミックス等興味を引く記事等満載です。そして、巻頭、オリジナルシングルが発売順にカラーで解説されています。私のベストシングルは、やさしい悪魔ですが、皆さんは、何ですか?・・・キャンディーズフアンの方は、是非ご一読を!!!
Marvin Gaye Greatest Hits Live in '76 [VHS] [Import]
ライブ映像で見るマーヴィンゲイは、CDとは違った印象で、とても良い作品だと思いました(^.^)