メディカル・サポート・コーチング入門―医療者向けコミュニケーション法
医師と患者のコミュニケーションにおいて会話の持つ割合は極めて大きい。医学教育では一般的な礼儀とか基本的な言葉の使い方ぐらいは指導されるが、一歩踏み込んでスキルといえる言葉の使い方はカリキュラムには無かった。ナースの世界では当たり前のことであるのに医師の世界ではそういう発想が無かった。アイスブレーキング(心の扉を開く)、情報の伝え方、相槌、共感など患者に対する基本的で重要なコミュニケーションスキルが詳しく述べられ、さらに自分が精神的に安定する方法についてもマイゴールの設定、アクションプランの作成、わくわくのソースなど目からウロコのスキルが解説される。類書が無いだけに貴重な本である。医学生や研修医のみならず、初心を忘れてしまった中年の貴方にもお勧め。
マグネット・ホスピタル入門──磁石のように看護師をひきつける病院づくり
小生は医師・看護師不足に悩む病院に勤める事務職員ですが、”魅力ある病院をつくるにはどうしたらいいか”と思い、「マグネット・ホスピタル」というタイトルに惹かれて買い求めました。
私の主観ですが、米国の「マグネット認定プログラム」についての解説が中心になっている内容でした。「米国のマグネットホスピタル」について教条的に理解したいのであれば良書と言えると思います。
私としてはもう少し実践的な内容を期待しておりました。
本当は☆印は「二つ」にしたかったのですが、この手の本が少ないこともあり、作者に敬意を表して「三つ」としました。
サッカー小中高生のためのメディカル・サポート
サッカー少年の母です。
骨折した息子の役に立てば・・・と購入しました。
骨折についてはくわしく書かれていませんが、捻挫や半月板損傷にはとても役に立つと思います。
骨折した直後の不安な気持ちの支えにはなりました。