音読して楽しむ名作英文 新装改訂版
この本がうたっている通り、とても美しい作品がほぼ原文で、一部抜粋されています。
「美しい英語で」と書かれているCDは、アメリカ発音(またはカナダ)女性と、イギリス発音男性&女性で吹き込まれていました。
確かに、文章は古典的な言い回しや単語が使われていてとても美しいです。
それだけに、読解するのにはそれなりのレベルが必要になります。
日本語訳が隣ページに書かれているので内容は把握できますが、なぜここでこの単語なのか、なぜこういう言い回しや文法の使われ方なのか、という深い知識が必要になると思います。
筆者の「内容よりは読んでいて気持ちのいい文章」とありますが、音読するだけにしても古典作品だけにちょっと難しいかな、と感じました。
狼たちの午後 [Blu-ray]
僕がアル・パチーノのファンになる大きなきっかけになった作品。大きなストーリーの展開がほとんどなく、そのほとんどが同じ場所で繰り広げられるストーリーでありながら、観る者を全く飽きさせません。まさに制作者陣と役者陣の努力の結晶という感じがしますが、やはり主役のパチーノの素晴らしさが光ります。全ての感情表現、アクション、表情に至るまで、その絶妙なさじ加減は天才としか言いようがありません。こういう映画を見せられると、やっぱり日本はまだまだ敵わないのかな、と思わされます。話は実話に基づいているようです。真夏の話でありながら撮影は冬だったために工夫したいろん苦労話や、じつはアドリブがうんぬん等の逸話は、見終わってから調べてみると楽しいとおもいます。ゆっくり、どっぷりと浸かって、じっくり味わうべき秀作だとおもいます。これから見てみようという人のために、ストーリー等に関しては触れません。邦題はちょっとどうかと思いますが、直感でこういうの好きだなという方、パチーノが好きな方はぜひ。ちなみに僕にとっては永久保存に値するので、ブルーレイ確保です。びっくりするほどの画質の向上は今のところ感じませんが、僅かでも良くなっていれば僕的にはOK,です。
イマージュ クラシーク~ノエル
Noelというタイトル通り、クリスマスソング集である。欧米の主要なクリスマス曲はおおむねカバーされていると言ってよい。
しかしクリスマスは、日本では単なるお祭り騒ぎだが、欧米ではお祭りであると同時に荘厳な宗教行事でもある。このアルバムは、その宗教行事としての側面を強く押し出している。お祭りの明るい曲を期待すると期待外れになるので注意。
クリスマス・キャロル [Blu-ray]
子供の頃、ビデオで毎日見ていた映画です。
ブルーレイで改めて見ることができ、感激です。
ミュージカルになっていないところも魅力の一つです。
主人公のスクルージが、3人の亡霊とともに自分の現在・過去・未来を
見て、本当に大切な事に目覚めていく物語。
子供のころは純粋に心が洗われるような気がして、とにかく感動しました。
大人になった今、作者のディケンズがいかに人の生命について考えていた人であったのか
奥深さにも感心しました。
どのような年齢の人が見ても満足できる作品だと思います。
セサミストリート ザ・ムービー: おうちに帰ろう、ビッグバード! [DVD]
セサミストリートの映画です。セサミストリートで仲間に囲まれ幸せに暮らすビックバード。ところがお節介なソーシャルワーカーが、鳥は鳥と暮らすのが一番、とドードー鳥のもとに強引に送り出してしまう。最初は喜んでドードー鳥の家族のもとに向かったビックバード。しかし、馴染めずホームシックにかかってしまい、セサミストリートに帰る事を決断。しかしソーシャルワーカーが連れ戻そうと追いかけてくるし、更にビックバードを見世物にして儲けようと企む奴らに捕まってしまい…。
日本語吹き替えはなく英語、スペイン語、ポルトガル語の3言語が収録されています。個人的にはポルトガル語のビックバード(ポルトガル語ではガリバード)が純真無垢な子供の感じが一番出ていて一番好きです。不味いレストランのシーンでは滅茶苦茶なmenuばかり、トスサラダでは名前通り、調理場からオーダーした客めがけてサラダを飛ばす、なんてそんなのある!?という滅茶苦茶なシーンもでてきますが、映画だと楽しくて許せてしまいます。ビックバードがセサミストリートに出した手紙を朗読するマリアが良いです。楽しいファミリー向け映画でお勧めです。ジム・ヘンソン氏の人形を生き生きと操る技術は素晴らしいです。良い作品と言うのは子供向けと言えども大人でも楽しめるように作られてますね。