プレーリードッグ
5歳の息子が誕生日にお友達からいただいたのが始まりでした。
赤ちゃんのころから、ぬいぐるみには一切興味を示さなかったのに、これにははまりました。
今では、小脇にかかえ、どこへでも連れて行きます。
それを見て、プレゼントの送り主も欲しいといい出したので、今度は、こちらからプレゼントしたところ、他のお友達も欲しがるようになり、今では、仲間が4匹に増え、来週には、もう1匹加わるとのこと。
親がみても、かわいいです。
写真より、実物のほうが、さらにかわいい!
ぼのぼの (6) (竹書房文庫)
この巻でシマリスくんのお姉ちゃんで喧嘩っ早い、ショーねえちゃんが、同じくシマリス君のお姉ちゃんで大人な、ダイねえちゃんの持ち歩いている土だんごに関する『秘密』を叫んでしまいます。そのセリフをレビューのタイトルにしました。
人から何も教えてもらえないと悪い想像が働いてしまう。そんなあなたはこの巻を読むことをおすすめします。
他、「とまらない歌」「ボーズくんの冒険(次巻で完結)」が収録です。今回も要チェックです。
プレーリードッグ―プレーリードッグの飼育・医学・生態・歴史…すべてがわかる (スタジオ・ムック―アニファブックス-わが家の動物・完全マニュアル-)
プレーリードッグだけの飼育本でこんなに詳しくかかれたものはそうそうないと思います。中身もイラストや写真が豊富に使われているし、わかりやすいです。
この本が総合的に色々書かれているのでおすすめです。
土のなかの奇妙な生きもの
日本土壌動物学会の会長を務めた事もある専門家に依る土壌動物入門書。蚯蚓、馬陸、蝸牛、草鞋蟲、団子蟲、笄蛭、蠍、蠍もどき・・・等々、キュートな蟲達が次々と・・・
真っ黒な筒型の馬陸を万年筆馬陸と言うのは初めて知った。日本のペットショップではアジア産のものはマレーシアオオヤスデなどの名前で、アフリカ産のものはタンザニアオオヤスデなどの名前で販売されているタレ眼の愛嬌のある生き物だが、長生きさせるのが難点。メガボールやギガボールに至っては、すぐ死なせてしまうと専らの評判だし・・・インドネシアの蝶の谷は話には聞いていたが、何処かの山中か秘境かと想っていたら観光地化されていたとは・・・しかも歩道には万年筆馬陸がうようよしているとか・・・だったら交尾しているところも見られるかも・・・このサイズのものは交尾していると精子もはっきり見えるからな。ちなみに、こいつらは触らない方が良いと書かれているが、買って来て飼育していた時の経験では触れただけなら問題無く、強引に掴むと漸くシューッという噴出音と共に臭気を出し手が紫色に変色するが、痛みなどは無いので逆に「馬陸焼け」したと言って喜んでいたりしたものだが。
鉄道の天敵(?)である汽車馬陸についても新事実が乗せられていて良かった。
シーボルト蚯蚓は見た事が無かった。こんな綺麗な蚯蚓なら、ぜひ見てみたいものだ。イリドウイルスに感染して綺麗な色彩になった等脚類の事も知らなかったし、こいつらがどうやら近代になって入って来たらしいと言うのも初めて知った。
アフリカマイマイについては、寄生虫の中間感染動物扱いなので駆除対象にされていなかったかな?テレビで見ていたら沖縄のお年寄りが、昔は肉を焼いてパンに乗せて食べたりしていたと語っていたっけ。
笄蛭も日本に昔から居たらしいクロコウガイビルと、外来産のオオミスジコウガイビルを飼ってみた事があったが、こいつらほんの僅かな隙間からでも逃亡してしまい、室内の環境では忽ち干上がって死んでしまう。
蠍もどきを叩いた学生の話には笑ってしまった。大型の蠍もどきはジャイアント・ヴィネガロンの名前で販売されているが、ピンセットで突付いたり指で触れたりする程度だったらガスなんか発射しないのに。
兎に角、魅力的土壌生物についての話が満載で楽しめた。